どうかロッテファンの人は那須野と斉藤俊を応援してください、いい選手ですよ><⇔清水ようこそ横浜へ!!

携帯を探したら発掘された清水(たぶん)

  • 入院&手術以降どうにも体調がすぐれず、書きたいネタはいっぱいあるんですがブログがなかなか更新できずにスミマセン><
  • というわけで、噂のトレードですが無事正式に発表されたようで何よりです!

トレードのお知らせ

本日、横浜ベイスターズ千葉ロッテマリーンズは、ベイスターズ那須野巧選手・斉藤俊雄選手と、マリーンズ清水直行選手の2対1交換トレードによる移籍について合意しましたので、お知らせいたします。(以下略)
http://www.baystars.co.jp/news/detail.php?id=504
  • 清水のような素晴らしい投手が横浜へ移籍してくるなんて感激です><今季の自分はずっと「三浦がいっぱい増えればいいのに><」とか騒いでいたような気がするんですがw、清水はまさに三浦が一人増える的な活躍を期待できますから嬉しいです!
  • その清水は、公式ブログで以下のようなコメントを出しています。

トレード

たくさんの温かいメッセージ、本当にありがとうございます。
本日、千葉ロッテマリーンズから横浜ベイスターズへトレードになりました。
プロ野球界にいるといろんな事態に遭遇します。
その1つが訪れたのかもしれません。

10年間、千葉ロッテマリーンズにはお世話になり心から感謝しています。
重光オーナーはじめ、重光家御家族の皆様方、ロッテグループの皆様、千葉ロッテマリーンズ関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
清水直行を育て見守っていただいきました。
この場でも厚く御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。

そして千葉ロッテマリーンズファンのみなさま。
スタジアムやスタジアム以外でも、いつも温かい声援を送っていただきました。マウンドに上がる度の声援、失敗しても変わらず応援してくださるファンのみなさまの声が清水直行を成長させてくれました。
本当に、本当に、ありがとうございました。

チームは横浜ベイスターズへと移りますが、ベイスターズでも全力投球する姿を何度も見せられるよう、野球選手として、ひとりの人間としても成長していきたいと思います。

正直千葉ロッテマリーンズを離れる事は残念で寂しいです。
しかし、どんな環境にいても「プロ選手」として全力でプレーする事に変わりありません。与えられた環境の中でこれからも精一杯投げていきます。

今後も宜しくお願いします。
http://shimizu.lockerroom.jp/?p=diary&di=253339
  • 諸事情があるとはいえ、清水にとってトレードは勿論本意ではなかったのだとは思いますが、仕事の上での転勤転属は仕方のないことですからね><清水がロッテと同じぐらい横浜を好きになって、横浜でも大活躍してくれることを願って応援したいです!
  • 那須野と斉藤俊も公式コメントを出していますね。

那須野選手、斉藤俊選手のメッセージ紹介

11月9日(月)にトレードが成立した那須野選手、斉藤俊選手からのメッセージを紹介します。
那須野 巧選手】
横浜ベイスターズにいた5年は、長いようで短い間でしたが、お世話になった監督、コーチ、応援してくれたファンの方々に心から感謝しています。マリーンズでは、持っている力を出し切り、しっかりと活躍して、皆さんに恩返しがしたいです」
斉藤俊雄選手】
「5年間、横浜で本当にお世話になりました。温かいファンと監督、コーチ、チームメイトに支えられて、自分自身大きく成長させていただきました。新しいところでは、自分のレベルをさらに上げて、応援していただいてる皆さんの期待に応えられるように頑張ります」
http://www.baystars.co.jp/pickup/index.php?p=091109
  • 自分はこのトレードが噂されていたここ数週間に、「いかに諸事情があれども、那須野と斉藤で清水を出すロッテは愚かしい」という論調を各方面で聞きました。確かに、いかに2対1トレードとはいえども、ロッテのエースであった清水といまいち一皮剥けないままの那須野&斉藤俊ではとても実績上のバーターとはいえません。現時点ではロッテが損をするトレードと言われることに対し、横浜の二選手の庇い立てをするのは難しいでしょう。しかし那須野と斉藤は未だ大きな実績を持たない代わりに、ベテランである清水はすでに消費した若さという強みを存分に残しています。彼等には、出世払いトレードだったと言われるように活躍して欲しいですね!
  • という訳で、このブログはぼちぼち更新していきます><ネタの量的には数日おきに記事を書きたいんですが、体調によっては一週間以上の空白も発生するかもしれません><マッタリしていきます!
  • (以下は那須野についてのまとまりがない長文です。)
  • 自分は以前このブログにも何度か書いたとおり、特にここ二年ほどは多くの横浜ファンが那須野を露骨に応援しない態度について、大変悲しく思っていました。
  • もちろんプロ野球は人気商売ですし、どの選手をどのように応援しようともそれは個々のファンの自由意志です。あるプロ野球選手が応援されるときに、最も大きな動機となるのは彼が贔屓チームの選手であるということか、もしくは彼の優れた個人成績にあるでしょう。しかしそれ以外にも、地元出身であったり、母校を同じくしたり、ファンサービスが良かったり、派手な成績には繋がらなくとも懸命であったり優れたプレーが愛されたり、逆に淡々とした様子に心を動かされたり、歩き方やメガネといった些細なことが、あるいは理由はなにもないがただ何となく好きであったりと、ファンが選手を応援するにあたっては客観的に公平な動機は不必要です。その逆に、ファンが不公平な動機で特定の選手を応援しないことも自由ではあります。
  • たとえば去年の横山は、ハマスタで救援に出てくるたびに大ブーイングという時期がありました。しかしこれはチーム状況で仕方のない面も大きかったとはいえ、あまりにも横山が救援に失敗することが多かったために、彼の仕事を評価しない観衆が憤慨してブーイングを浴びせたものでした。自分は予定調和以外のブーイングが好きではありませんが、このときの横山のように、チームの勝ちにプレーで貢献しなかった選手が試合中にファンの歓心を損なうのは、プロ野球選手としては仕方のないことだと思います。そういった選手は、ファンの声援を取り戻すために再び奮闘すればいいですし、ファンもそれを望んでいます。実際横山は、好投した時には手のひらを返すようなファンの歓声を浴びていましたw。これも、ある意味ではプロ野球の醍醐味のひとつですw。
  • しかし那須野の場合は、07年の契約金騒動以降にすべてが変わってしまいました。06年までの那須野は、テンポと制球が悪い一人相撲型のもどかしい投球のために球場中の大歓声を浴びるということはなかったものの、有望な若手として他の選手同様に横浜ファンから当たり前に応援されていました。
  • ですが契約金騒動の後、那須野はほとんどの横浜ファンから全く応援を受けない投手になりました。自分は今までにも人気のないプロ野球選手を多く見てきましたが、球場でこんなに嫌われている選手を見たことがあっただろうか? と思うほどに、ハマスタの様子は気味が悪かったものです。まるで那須野を応援することは道理に反するというような白けっぷりで、那須野を応援している人が冷たい目で見られたり、それが若い女性であれば「那須野ギャルか?」という視線を向けられるような場面もあり、那須野を応援しようとする少数のファンも声を出せなくなって、結果として契約金についてのヤジが散発的に飛ぶだけになった白けたマウンドにリリーフカーに乗った那須野が長身をすくめるようにして登板する状況はいやなものでした。
  • ちょっとどう書いていいのか自分でもよく分からないのですが、ハマスタの観衆が集団で那須野をプレー以外の面で断罪し、それをプレーに持ち込んで再び断罪するこれらの光景は、あまりにも不公平に思えました。先ほど「ファンが不公平な動機で特定の選手を応援しないことは自由だ」と書きましたし、他の人がそうであることはもちろん自由なのですが、自分個人はハマスタに根付いた那須野へのこの集団的な不公平さが嫌いでした。自分も那須野の不祥事は良くないことだと思います。ですがかつてマラドーナが「私はありとあらゆる悪事を行った、しかしフットボールを汚したことは一度も無い」と言ったことを、自分は白けたハマスタを見るたびにいつも思い出しました。 
  • プロ野球選手なのですから人気を得るのも才覚のうちなのだとは思いますが、那須野の野球以外の不祥事を試合に持ち込んだ挙句に、たとえ好投しても野球以外の面で彼を嫌うがために、罪のないそのプレーさえをも評価しようとはしないハマスタの風潮は、自分ははっきりと嫌いでした。那須野は確かに優れた成績を残せはしませんでしたが、しかしたとえ横浜の窮地を救うような投球をした日にも、彼はその活躍を称える大喝采を浴びることはありませんでした。那須野もそれを気に病んで鬱々としているように見えましたし、白けた雰囲気のマウンドに登板するよりも、たとえビハインドでも好投すれば歓声の沸くマウンドのほうが自然と投手も奮起すると思うんですが……
  • さらに二軍の試合や練習を見学したりすると、横浜ファンの那須野へのヤジはそれはもう酷い有様でした。まるで「那須野を応援しないことこそが横浜ファンの正義! みんなで無視しようぜ!」みたいな集団心理(?)が発生したようになっていたものです。自分や友人達や、他にも那須野を応援しようとする人だって当然散見されたのですが、そういう人は集団からまるで横浜ファンじゃないような雰囲気で見られるので、球場の雰囲気を壊したくはないですから結局は誰もあまり声を出すことができず、那須野は横浜で、挽回が不可能なほどプレー以外の理由でファンに嫌われすぎていました。自分は普段は横浜ファンの空気が好きなんですが、このたった一人の若い投手に対して発生し続けていた彼を厭う集団心理みたいなものは、正直非常に気持ちが悪かったです。
  • ですから自分は、ロッテで那須野がたくさん応援されることを心から望みます。よくトレードの目的に「環境を変える」ということを挙げられる選手がいますが、那須野はまさにその適応例でしょう。那須野が横浜で人気を失ったのは野球以外の事由でしたが、ロッテには彼の野球だけを純粋に評価しようと待ち構えているたくさんのファンがいるはずです。ロッテファンは試合が始まる前から那須野を厭うことはせずに名物の熱心な応援をしてくれるでしょうし、それで那須野が成績を残さなければ仕方ないですが、結果を出せば素直な大歓声でそれを評価してくれるでしょう。
  • 那須野はここ2年ぐらいは肩の故障と手術のために腕を上げられず、制球難を気にするあまりか片足体重にならないような腰を落としたセットにしたのも手伝って、球威も球速も制球もないピッチングしかできない時もありました。しかし本来、那須野は長身の頭上に隠れた左腕から荒れたストレートとスライダーを大きく振り下ろしマトを絞らせないという典型的なランディ・ジョンソンタイプのPですから、腕が再び上がるようになればきちんとした成績を残せるはずです。那須野について横浜のようなわだかまりのないロッテファンから、那須野が贔屓チームの一人の選手として当たり前に応援をしてもらえれば、それは那須野の成績とロッテの試合にとっても、より好ましい結果を生むと思います。