映画『赤壁』の周瑜役はトニー・レオンらしい

 http://www.chinafilm.com/theme/chibi/ (中国電影網の『赤壁』のページ)

  • ジョン・ウー呉宇森)監督が赤壁の戦いを題材にした『赤壁/The Battle of the Red Cliff』という映画を撮っているという話なんだけど、はじめは周瑜役がチョウ・ユンファ(周潤発)氏だという報道だったので、「うっ……」となっていた訳なのです。チョウさんって、グリーン・デスティニーで主役をやった人だよね。周瑜をやるにはちょっとオッサンな気がするし、大体もっとスッとした二枚目のほうがいいんじゃ(失礼)……と思っていたら、どういう経緯か知らないんだけど、いつのまにか周瑜役はトニー・レオン梁朝偉)氏になっていたらしい。うあーい、イケメン周瑜様キター! と小躍りしてみるw。
  • 曹操役ははじめ渡辺謙氏という話だったので、「また随分でかい曹操だなぁ……曹操よりもむしろ夏侯惇なんじゃ……」と思っていたら、これも張豊毅氏という人に変わっていた。どんな俳優さんか知らなかったんだけど、映画のオフィシャルサイトを見てみたら、とりあえずでかい方ではないようでちょっと安心。
  • 諸葛亮役が金城武になっていた。爽やかでかっこよくて若くて背も高い彼は、なんかふつうによさげだ。なんとなく諸葛亮にしては見た目がアグレッシブすぎな気もするけど、正史だと諸葛亮は見た目はともかく中身はアグレッシブな感じに書いてあるからむしろいいかも。
  • 周瑜の奥さんの喬夫人が林志玲。美人でかわいい彼女が台湾にいたときから大好きなので、「うあーい、美男美女夫妻だ!」と喜ぶ。
  • 孫権の妹で劉備の奥さんの孫夫人はヴィッキー・チャオ(趙薇)。彼女も活発なイメージでぴったりな気がする(で、でも、ティーンエイジャーに見えるかなぁ……)。
  • 孫権役が張震氏。彼は台湾にいたときによくテレビとかで見たけど、ちょっとジャニーズっぽいイケメン俳優さんなので、やたらと爽やかでかっこいい孫権になりそうだなぁとウケた。
  • 甘寧役は中村獅童になったらしい。若い甘寧だなぁ、ウー監督は甘寧をそういうふうに捉えていたんだ、と意外に思う。なんとなく、甘寧にはもっと次郎長みたいな印象を持っていたよ。でも、中村氏もメチャクチャなところが甘寧っぽいかなぁ……。
  • 劉備は侯勇さんという俳優さん。知らなかったのでぐぐってみたら、ちょっと矢沢永吉っぽいおじさん。耳たぶは特殊メイクでつけるんだろうかw。
  • 肝心の(何がだ)魯粛様は尤勇さんという俳優さんで、ぐぐったらちょっと広岡達朗氏みたいなオッサン(失礼)。魯粛こそ男前じゃないとやだやだ、若いころの広岡さん似ならまだいいんだが、と、ひとりパソコンの画面に向かってゴネてみるw。

 しかし、ウー監督がどんな映画をとろうとしているのかは知らないけれど、人によって三国時代の人物の捉え方もずいぶん違うんだな、と面白く思った。きっとみんな歴史書や講談を読むときに着眼点や受けとりかたが異なるから、同じ歴史上の人物にもそれぞれ違う印象を抱くんだろう。自分の中では、喬夫人は栗山千明魯粛浅野忠信みたいな感じだw。周瑜なんて、正史だと強くて賢くて謙虚で優しい男の中の男、みたいな書かれ方をしているけれど、講談の三国志三国演義)ではイケメンだけど血圧高そうな熱血空回り武将って感じだ。講談だと周瑜諸葛亮のクールで知性をめいっぱいひきたてなくてはいけないポジションなので、そういう描かれ方になってしまうんだろう。そして同じ現象が魯粛にも起こった結果、正史では大胆でかっこいいネゴシエーターな魯家の狂児なのが、講談ではマヌケな三枚目になっているよね。彼も諸葛亮に花を持たせた結果であろう。そうした結果、諸葛亮は正史でももとからかっこよくていい役な記述をされているのに、講談の中ではもう神がかった人として描かれている。うらやましい限りであるw。