うっかり先発をグリンと書き間違う大失敗をしましたが、ランドルフが15奪三振の(ほぼ)完封でとりあえず結果オーライw!?(中0-2横)
- 今日は「先発のグリンが初回1/3回で、危険球でもアクシデントでもないのにいきなりランドルフに交代」という謎事件があったので、それを先に書いておきますw
横浜が大失態!先発記入ミスも完封勝利
(前略)横浜が大失態を演じた。一回。先発のグリンが先頭の井端を三ゴロに仕留めると、田代監督代行が通訳をともないマウンドへ。投手交代を告げるアナウンスが、球場に響いた。
場内はアクシデントかとざわめいたが、真相はメンバー表の記入ミス。田代代行は「最後まであきらめず、一つでも借金を返していくことが大事」というが、これでは気が抜けていると指摘されても仕方がない。
2番荒木の打席から、当初の先発予定だったランドルフがマウンドへ。7番に偵察メンバーで吉見を使っていたため、2人目の打者を迎えた時点で3人もの投手をつぎ込んだが、ランドルフが好投。中日打線を完封した。(中略)
田代監督代行(メンバー表記入ミスに)
「場内アナウンスで初めて気付いた。おれのミス。こういうかたちで終わってよかった」(後略)
http://www.sanspo.com/baseball/news/090905/bse0909052110000-n1.htm
- ニュースバードのTV中継では、実況アナと解説の衣笠さんが「本来の先発予定はランドルフ」「先発グリンはメンバー表の書き間違いで、グリンはベンチメンバーでさえない」→「ベンチ入り選手の桑原義を外して代わりにグリンをベンチ登録することがとりあえず認められ、グリンは投げられることにはなったが打者一人で降板するだろう(登板したPは打者一人の打撃を完了させるまで降板できないため)」という内容のことを話していましたが、そ、そんなことってあるんですね><
- さて、これはどういうことなんでしょう? 公示によれば、今日一軍選手登録してある27名の選手は↓以下のようで(つうか、寺原が離脱したために28人いなかったんですね(あと地味にジョンソン外野手登録に噴いたw))、
投手 (グリン) (三浦) 木塚 吉見 高崎 真田 桑原謙 マストニー 工藤 加藤康 ランドルフ 捕手 細山田 斉藤 武山 内野手 山崎 仁志 藤田 佐伯 石川 外野手 森笠 金城 ジョンソン 吉村 大西 内藤 桑原義 下園
- そしてベンチメンバーの上限は25名なので、ベンチメンバーでない2名は水曜に投げた三浦(帯同していない)と、日曜に先発する予定を組んでいたグリンだったんでしょうね。で、今日のスタメンは
1 SS 石川 2 2B 藤田 3 LF 森笠 4 3B ジョンソン 5 1B 佐伯 6 RF 吉村 7 CF 吉見(偵察→金城に交代) 8 C 武山 9 P グリン
- と、ベンチメンバーに入っていなかったグリンを間違えて先発に書いてしまったので(偵察まで出しておいて、結局センターに入ったのはスイッチの金城かよという突っ込みどころもありますがw→もっとも今季の金城は左打席が絶不調というのもありますけど><)、本来ならばベンチメンバーとして未登録の選手をスタメンにオーダーすることはできませんから、最悪の場合は没収試合となって、自動的に9対0の負けになってしまいます><
- しかし没収試合となってしまっては、すでに球場には二万人を超す観衆が訪れていたそうですし問題が複雑で悲惨な結果になりすぎるので、監督同士や審判団が協議して、桑原義のベンチ登録を外し急遽グリンをベンチメンバーとして登録し(ニュースバードによれば、グリンは食堂で飯を食っていたら急に呼ばれて先発しろと言われたので冗談かと思ったそうですw)、一度登板を告げたPは最低一人の打者に投げなければ降板できないのでグリンは中日の先頭打者井端にだけ放り、そのまま降板して本来の先発ランドルフに交代、ということなんでしょうね。
- 多分こういうことだと思うんですが、えーなぜこんなことが起こるんでしょうね? 野球のメンバー表ってのも色々書式があって、自分が見たことあるやつだと
- ↑こんな感じ(またはスタベン(控え)選手は横に書く形式)が多いんですが、いずれにしても一枚の用紙にスタメンオーダーと控え選手を同時に書くので、ベンチに入っていない選手がスタメンするとか有り得ないはずなんですがどうなんでしょうね? プロ野球の公式戦では、よほど形式が異なったメンバー表を交換しているんでしょうか?
- いずれにしても、ベイスターズ公式の日々の公開日記っぽいものである『広報リポート』↓には、
2009年8月11日
(前略)試合前、ベンチ入り選手の記入をしていた大川マネージャー。書いている途中に「あっ! また間違えた!」と大きな声を上げました。どうやら、村田選手にベンチ入りの証しである「○」を記入してしまったようです。いつもの感覚で付けているとついつい間違ってしまうそうで、これで2度目の失敗。それだけ主砲の村田選手の存在は大きなもののようですね。(後略)
http://www.baystars.co.jp/game/koho/?ymd=20090811
2009年8月25日
(前略)今日、公式戦で初めてとなるメンバー表の書き入れを任された西崎サブマネージャー。(後略)
http://www.baystars.co.jp/game/koho/?ymd=20090825
- とあるので(「村田選手にベンチ入りの証しである「○」を記入してしまったようです」とあるところを見ると、やはり相当変わった書式を用いているようですね)、メンバー表は田代が大川か西崎にオーダーとベンチメンバーを伝えて書いたものを提出するという様子だと思うんですが、まー誰も気づかなかったんでしょうか><もしも中日が没収試合で起こる諸々の問題や観衆の被害を全て捨ておき、断固として没収試合を主張したらば試合は放棄敗戦となっていたんですから、とりあえず試合ができて結果も丸く収まったから良かったようなものの、本当に気をつけて欲しいですね><(というか、グリンが帯同していて良かったです><横浜ベンチがメンバー表の誤りに気づいたのは場内コールの際だそうですから試合開始までとっくに一時間を切っているので、万が一グリンが戻ってくるのに時間のかかるところにでもいたらそれこそ没収試合ですからね><それに、マヌケな横浜を許してくれた中日にも感謝ですね)!
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- さて試合ですがw、こういったわけで今日は先発のグリンが1回表の先頭打者井端にだけ投げて降板しましたw当然調整も投げ込みもしていないグリンはフニャフニャとした変化球を投げ、それでも最後は外角への悪くないストレートで井端をショートゴロに打ち取ると、わずか5球でランドルフが登板wニュースバードでの吉岡嬢のベンチリポートによると、グリンは「生涯最高のピッチングができた、ノーヒットノーランだよ!」ということでw、物凄くお疲れでした><明日も頑張ってくだされw
- ほぼ(?)先発のランドルフは、いやー常時145km/h以上のストレートと今日はチェンジアップが主体でスライダーはアクセントに、右打者を並べた中日打線相手にバッタバッタと奪三振の山ですよ!! しかし2点リードの2回表には先頭打者ブランコに制球定まらず四球→続く和田が和田独特の真上から振り下ろしたバットで低いクソボールを左中間へ悪球打ちのツーべースで無死二三塁となったときには「ああ、2点のリードはもはや風前の灯><」と涙目になりましたが、そこから後続の小池・蔵本・小山を程よく散らしたストレートで押し、カウントが悪くなればチェンジアップとスライダーの変化球を駆使して手を出させてカウントを整える素晴らしいピッチングで常にストライクを先行させて追い込み、三者スイングアウトの三振でド派手なガッツポーズをしたときにはキャーっとなりましたw自分はバッテリーのリードの主導権がどちらにあったかとかは全然分からないんですが、ランドルフは武山の要求にほとんど首を振りませんでしたから、きっと武山の大活躍でもあったんでしょうねwいいぞランドルフ&武山!!
- 次の山場は2点リードの4回表、再び無死からブランコを迎えた打席でランドルフはブランコを追い込んだものの外角低めを振らせてスイングを奪うことができずにボールを増やし、フルカウントから仕方なく外角いっぱいに置きにいったストレートを鋭く一二塁間に打たれて無死一塁→和田にノースリーから1球ストライクを入れたものの結局は四球を出し無死一二塁のピンチに><だが続くバントは絶品なはずの小池が初球のバントを小さなプッシュバント気味にランドルフの前へ押し出し、ランドルフはこれを素晴らしいフィールディングですかさず三塁転送、捌くジョンソンも手間取ることなく二走ブランコを三塁刺殺ですよ!! これで一死一二塁にしたランドルフは蔵本を2回そっくりの内外攻めで追い込んでから最後はこれも2回そっくりのクロスファイアするスライダーでスイングアウトの三振、二死一二塁→これで外野フライでOKとばかりに、小山は真ん中へ捻じこんだストレートでショートフライのスリーアウト! イヤッホー!!
- というか、この貴重な2点のリードを得た森笠も今日は素晴らしかったですね! 初回の小笠原が一死から藤田を追い込むものの、スイングを奪いにきたはずのシンカーが沈みきらなかったところを見逃さずに藤田がライト前ヒット、一死一塁→森笠が外角高めにフワっと甘く入ったスライダーを袈裟懸けに振り下ろしたバットは身体に巻きつくように振りぬかれ、少し上がりすぎたかのように見えた打球はしかし大きく伸びてライトスタンドへの先制にして決勝2ランに!! 森笠は2点リードの9回表に、先頭打者森野が初球を特大のあわやスタンドインという左中間への飛球にしたものを、こないだの読売戦のようにフェンスに背中をくっつけて飛び上がり見事捕球の大ファインプレーもありましたからね! なんでもジャンケンに勝ってヒーロー賞のTVもゲットだそうでw、明日もこの調子で大活躍して欲しいです!!
- しかし中日小笠原もこの2ラン関係以外は横浜打線をバッタバッタと打ち取り、最終的に横浜打線は小笠原の前にわずかに7回3安打というのも><貴重な3安打のうち2安打が藤田ヒット→森笠2ランなんですから、もーほんとに良く勝てたもんでした><8回に救援した高橋相手に二死から藤田が粘りまくって一二塁間を抜くヒット→森笠も粘りまくって四球→続くジョンソンの打席でカウント1-2からなんとまさかのダブルスチール企図→外角へウエスト気味に大きく外したボールを捕手小山が二塁へ送るも一走森笠がきれいに滑り込み、もちろん二走藤田は悠々三進のギャンブルな重盗大成功w→ジョンソンは四球でやっと二死満塁と走者を溜めることができましたが、結局は佐伯が詰まらされまくったセンターフライで得点はならず、うーん佐伯は最近とてもお疲れモードですね><
- 追加点は得られぬまま9回表に登板したランドルフはかなりアップアップで、森笠の大活躍で先頭打者の一死は得たもののブランコにはとんでもないクソボールを連発しストレートの四球→さらに続く和田にもボールが先行しまくりカウント1-3になったときには死ぬかと思いました><だがここから真ん中へ捻じ込んだチェンジアップ、そして気迫のド真ん中へのストレートを空振りさせて14個めの三進を奪い二死一塁→横浜戦での代打成功率が感覚的には10割な気がする恐怖の代打立浪には力んだのか2球のワンバウンド寸前なストレートでここもボールが先行はしたものの、ここからは落ち着いてストレートを真ん中に集め、最後は球の下を振らせる三振でゲームセットですよ!! すごいぞランドルフ♪♪ グリンの1アウトがあるので完封にはならないのが残念ですがw、グリンも急な役目をしっかり果たしましたし良かったですw
- あとは2回表無死一三塁の大ピンチの小池の打席で、カウント1-1からのライト線方向への大きな飛球をライト吉村が追ったものの結局はファウルゾーンで落球→ある意味命拾いした小池はしかしその後は三振に倒れる、というプレーに吉村の失策がついていたようですが、あれは失策なんでしょうか? 吉村はフェアゾーンへ入る打球ならばもちろん捕球しなきゃいけませんが、ファウルゾーンならばいつだかのヤクルト青木についでファウル犠牲フライという古木的なものを生んでしまってはいけないのでラインを確認しながら打球を追って、結果としてファウルゾーンへのフライだったので身をよじって差し出したグラブを避け捕球を回避たようにも見えたんですがどうなんでしょうね? 結果としては犠牲フライを産むことがなくて良かったのは間違いないんですが、記録を見たら失策がついていたのでびっくりしました><
- そうそう、今日は↓こんな記事が出ていて、
横浜 スコアラー増員で情報戦の強化へ
横浜は来季、スコアラーの増員で情報戦の強化を図る。現在は5人で、今季大きく負け越している巨人が8人、中日には12人もスコアラーがいる。球団幹部は「今の野球は情報戦。巨人や中日相手には徹底的に分析しないと互角には戦えない。スコアラーの数は増やさないと」。スコアラー不足は数年前から球団内でも指摘する声があがっていた。チーム内の配置換え、外部からの招へいなどで2倍の10人程度に増やす方向だ。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/09/05/14.html
- 今季の横浜はスコアラーが5人しかいなかったのか><セリーグの各チームに1人の勘定かよ(交流戦の惨敗はこれですかい><)! とかまずそこに突っ込みたいんですがw、何がって中日の強さの源は、このブログでも何度も書きましたがやはりスコアラーの優秀さも大きいんでしょうね。しかしランドルフは惜しくも勝ちは消えてしまったものの5回を投げた前回の中日戦があるので、もう隙のない中日にはしっかり研究されてしまったかと思っていましたが、なんのなんのの15奪三振ショーには感激しましたw(というか、初4番サードジョンソンで度肝を抜いた試合でも中日に勝ちましたから、中日にはいきなり捨て身の出オチで腰を抜かせれば勝てるのかもしれませんwあとは、谷繁がスタメンマスクじゃない日な><!)。次もこんな具合に行くのかは分かりませんが、広島戦のときも初登板の試合はスライダーのクロスファイアでバッタバッタの6回途中12奪三振でしたが、二度目は三振こそ5つでしたが立派に勝ちましたから、ランドルフには次も絶対勝って欲しいですねw! というかランドルフが景気をつけてくれたんですから、この勢いで明日も絶対勝ちたいですw頑張れ横浜ベイスターズ!!
- 夕飯は、北海道の生秋鮭と青森のニンニクのソテー、クリームソース和え/厚揚げを煮たやつ/北海道のおぼろ昆布と麩の吸い物/神奈川のキュウリとトビコの酢醤油マヨネーズ和え/雑穀飯。もう秋鮭の季節ですね!
- 以下は試合のスコアです。
横浜 対 中日◇公式戦◇開始18時01分◇新潟◇観衆21827人(スコア元)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E 中日 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 横浜 2 0 0 0 0 0 0 0 x 2 4 1
守備 選手名 打数 得点 安打 打点 通算率 HR 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (遊) 井端(右) 3 0 0 0 .308 5 三ゴ …… 死球 …… 三振 …… …… 中飛 (二) 荒木(右) 4 0 0 0 .273 2 三振 …… 中飛 …… 中飛 …… …… 三振 (三) 森野(左) 4 0 0 0 .284 21 三振 …… 三振 …… …… 三振 …… …… 左飛 (一) ブランコ(右=ロッキーズ2A) 2 0 1 0 .274 35 …… 四球 …… 右安 …… 二飛 …… …… 四球 (左) 和田(右) 3 0 1 0 .305 24 …… 左2 …… 四球 …… 右飛 …… …… 三振 (右) 小池(右) 3 0 0 0 .243 6 …… 三振 …… 投ゴ …… …… 三振 …… 打 立浪(左) 1 0 0 0 .333 1 …… …… …… …… …… …… …… …… 三振 (中) 英智(右) 2 0 0 0 .221 1 …… 三振 …… 三振 …… …… …… …… 打中 藤井(両) 1 0 0 0 .299 10 …… …… …… …… …… …… 捕飛 …… (捕) 小山(右=日本ハム) 3 0 0 0 .157 1 …… 三振 …… 遊飛 …… …… 遊飛 …… (投) 小笠原(左) 2 0 0 0 .208 0 …… …… 三振 …… 三振 …… …… …… 打 デラロサ(右) 1 0 0 0 .255 0 …… …… …… …… …… …… …… 投ゴ 投 高橋(左) 0 0 0 0 --- 0 計 29 0 2 0 .259 118 残塁6、併殺0
守備 選手名 打数 得点 安打 打点 通算率 HR 1 2 3 4 5 6 7 8 9 (遊) 石川(左) 4 0 0 0 .268 2 三振 …… 二ゴ …… 左飛 …… …… 三ゴ (二) 藤田(左) 4 1 2 0 .265 4 右安 …… 遊ゴ …… …… 二ゴ …… 右安 (左) 森笠(左=広島) 3 1 1 2 .211 2 右本 …… 三振 …… …… 一ゴ …… 四球 (三) ジョンソン(左=レイズ) 3 0 1 0 .220 20 二安 …… …… 右飛 …… 二ゴ …… 四球 走三 山崎(右=横浜商大) 0 0 0 0 .171 1 (一) 佐伯(左) 3 0 0 0 .268 9 左飛 …… …… 左飛 …… …… 四球 中飛 (右) 吉村(右) 2 0 0 0 .247 12 三振 …… …… 四球 …… …… 投ゴ …… (中) 吉見(左) 0 0 0 0 .231 0 中 金城(両) 3 0 0 0 .251 6 …… 二ゴ …… 遊ゴ …… …… 一飛 …… (捕) 武山(右) 3 0 0 0 .150 0 …… 右飛 …… …… 二ゴ …… 遊ゴ …… (投) グリン(右=日本ハム) 0 0 0 0 .095 0 投 ランドルフ(左=ロイヤルズ3A) 3 0 0 0 .143 1 …… 三振 …… …… 三振 …… …… 一ゴ 計 28 2 4 2 .239 108 残塁6、併殺0
勝利 敗戦 S 試合 回数 打者 球数 安打 三振 四球 死球 失点 自責 通算
防御● 小笠原 (左) 5 2 0 17 7 26 104 3 5 2 0 2 2 3.36 高橋 (左) 2 2 0 40 1 6 32 1 0 2 0 0 0 3.86
勝利 敗戦 S 試合 回数 打者 球数 安打 三振 四球 死球 失点 自責 通算
防御グリン (右=日本ハム) 3 12 0 19 0 1/3 1 5 0 0 0 0 0 0 4.88 ○ ランドルフ (左=ロイヤルズ3A) 2 1 0 4 8 2/3 32 142 2 15 3 1 0 0 1.38
- 以上です。