レイズ復帰のジョンソン「ベイスターズデノサードハ大変デシタ、デモ楽シカッタデース!」(MLB.com)

  • さて去年は.215 24本というプチ古木のような成績を残しつつもいろいろとベイスターズファンを大変楽しませてくれ、今季からはレイズへ復帰するらしいジョンソンですが、MLB.comにこんな記事が出ていました。一ヶ月前の記事に今さら気づいたんですが、横浜のことも書いてあってけっこう面白かったので紹介しておきますw(下に訳があります)

Rays reach agreement with Johnson

(01/11/10 6:36 PM EST) The Rays reached agreement on a one-year deal worth about $500,000 with first baseman Dan Johnson on Monday, putting their 40-man roster at 37 players.
Johnson, who was with the Rays in 2008 and contributed one of the most memorable moments of that season despite his short stint with the big league club, spent the '09 season playing for the Yokohama Bay Stars in Japan, for whom he batted .215 with 24 homers and 57 RBIs in 117 games.
While there, he played 50-60 of his games at third base, a position he spent a little bit of time at during his 2008 stint in Triple-A Durham but was still pretty foreign to him. That means Johnson, also an outfielder, could now provide depth for the Rays at both the infield and outfield corners, either at the Major or Minor League level.
"In Japan, you get broken in real quick [at third base] because there's so many bunts and trick plays," Johnson said in a phone interview on Monday afternoon, shortly after completing his physical. "But I think it was kind of good for me because I got so much work over there that I actually started feeling pretty comfortable over there."
The 30-year-old left-handed hitter was originally a seventh-round pick by the Athletics in the 2001 First-Year Player Draft and spent his first seven seasons of professional baseball with them. He was then claimed off waivers by the Rays in April of '08 and went on to appear in 10 regular-season games for Tampa Bay, going 5-for-25.
While appearing in 113 games for the Rays' Triple-A affiliate, Johnson was named Player of the Year for the Durham Bulls when he batted .307 with 25 homers and 83 RBIs. He was then called up in September of 2008 and had one of the most famous moments during Tampa Bay's run to a World Series berth, hitting a pinch-hit, game-tying home run off Red Sox closer Jonathan Papelbon in the ninth inning at Fenway Park on Sept. 9, during an eventual 5-4 win for the Rays.
"I'm never going to forget that moment," Johnson said. "That's my career highlight. For as long as I played, that still ranks up there as No. 1, I'd say."
In parts of four seasons in the big leagues, Johnson sports a .248 batting average with a .343 on-base percentage, .420 slugging percentage and 44 homers in 328 games. He saw his most action in 2007, when he hit .236 with 18 homers and 62 RBIs.
Johnson said a few other Major League teams were interested in his services, and a return to Japan was also on the table, but he decided to return to the Rays because of "the familiarity with it" and "having the opportunity to go back with them, it just made sense to me."
"As soon as [my agent] mentioned that the Rays were interested, I was like, 'That really sparks my interest, because I know a lot about them from being there,'" Johnson added.

レイズはジョンソンと合意に達しました

 (2010年1月11日)レイズは月曜日に、ダン・ジョンソン一塁手と50万ドルでベンチ入り可能選手として登録する契約に合意しました。
 2008年のレイズにおいて、ジョンソンは短いMLB在籍期間にも関わらず、このシーズンで最も忘れがたい瞬間のひとつに貢献しました。そして09年シーズンを日本の横浜ベイスターズで過ごし、117試合に出場して.215 24本 57打点という打撃成績を残しました。
 日本にいる間に、彼は50から60試合を、08年にAAAダーハムで少し守ったことがあるだけで不慣れであったサードで出場しました。このことは、外野手でもあるジョンソンが、今やレイズに内野と外野守備の両方を、メジャーかマイナーかのレベルでしっかり提供できるようになったことを意味します。
 ジョンソンは月曜日の午後に身体検査を受けてから、電話インタビューに答えてくれました。「日本ではバントやトリックプレーが多いから、サードはものすごい勢いで守らなきゃならないんだ。でも僕は、それは僕にとっていいことだったと思っている。僕は猛烈に働けて、実際のところ、それが心地よくさえあったんだ」。
 この30歳の左打者は、もともとはアスレチックスが01年にドラフト7巡目で指名した選手で、彼はそれから7年をアスレチックスで過ごしました。彼はその後ウェーバー公示されて08年4月にレイズへ移籍し、公式戦10試合に出場して25打数5安打を打ちました。
 彼はレイズへの移籍当初はAAAダーラム・ブルズで113試合に出場し、.307 25本 83打点を挙げてその年の最優秀選手に選ばれました。そして彼はあの思い出深い、まさにワールドシリーズへ駆け上がらんとするレイズへ昇格し、あの9月9日のフェンウェイパークで9回に代打して、レッドソックスのクローザーであるパペルボンから同点HRを放ち、レイズを5対4の逆転勝利へと繋いだのです。
 「あのときのことは決して忘れないよ」とジョンソンは言います。「あれは僕のキャリアの中でのハイライトだ。僕が今後どれだけ長くプレーしても、僕はあれが僕の中で一番だったと言うだろうね」。
 MLBで過ごした4シーズンでは、ジョンソンは328試合に出場し、打率.248、出塁率.343、長打率.440、44本塁打の成績を残しています。最も働いた年は07年で、.238 18本 62打点を挙げました。
 ジョンソンは、他のいくつかのマイナーのチームも彼の働きに興味を示し、または日本へ戻るという選択肢もあったと言いますが、彼はレイズに「愛着を持っていた」ためにそこへ戻ることを決断しました。「僕はレイズへ戻れる機会を得られて、とてもしっくりきたんだ」。
 「僕の代理人が、レイズが僕に関心を示していると言ったときに、僕は『それは素晴らしい、僕もまたあそこへいる間に、彼らについて多くのことを知ったからね』って言ったんだ」とジョンソンは付け加えました。
http://tampabay.rays.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20100111&content_id=7899650&vkey=news_tb&fext=.jsp&c_id=tb
  • 「よーしこれでジョンソンは内野も外野もオーケーだぜヒャッハー!」みたいな超前向きな記述部分は、米国文化独特の意味不明な飛躍であるのでスルーするとしてもw、日本で.215だったとか書くとレイズファンのみなさんが真っ青になってるんじゃないかと心配になりますw。いやその日本に慣れるまでに時間がかかっただけで、シーズン途中からはいい打者でしたよ! 選球眼がよくて長打率もなかなかで、さすがマネーボールビリー・ビーンが見込んだ打者という感じの選手でした!
動画ニュースもあります。内容はだいたい同じで、ベイスターズの話もありますw
  • しかしジョンソンは、やっぱりサードに苦労したんですね><w(確かにMLBを見てると、サードといえばAロッドのような味わい深い守備の選手が印象に強くはあります><w)。確かに赤星や井端などの無限バント企図や、粘った挙句にバスター……とみせかけてやっぱりバントみたいなプレーに、バントシフトで無限に猛チャージしまくるのは大変でしょうね><wスクイズダブルスチールを日常茶飯事にしかけてくるヤクルトとかもありますし><wあっあとショート石川が三塁へ滑り込む二走に送球をぶつけて反れたこともあったな、あとファウルゾーンで深追いしすぎた新沼がぶつかってフライ落球とか、そうだ田代が三走ジョンソンでスクイズ失敗とかも(汗)
  • いろいろありましたが、自分が生ジョンソンで最も印象深いのはこの広島戦ですねwいやーこの日のジョンソンはまた格段にカッコ良かったですw。
  • それにジョンソンの打撃を最初に見た、OP戦のオリックス戦で仁藤から打った大きな2ランも印象に残りました。全体としては雨中サヨナラタフマンヒットの試合とか、あと鳩サブレーオーバー弾の試合や初サードジョンソンで中日に勝った試合も面白かったですw。それとある意味強烈な印象に残ったのが、春先に先発工藤が爆発炎上した試合で、ネクストにいたジョンソンがすごい勢いで素振りをしていたら、一塁内野で見ていた自分たちの目の前で勢いあまって肩が抜け、脱臼した肩をブラブラさせながら必死で工藤に謝る姿ですね><w。丁重な物腰で味わい深いオープンスタンスで、愛嬌たっぷりでハマスタでも成績の割には異常なほど人気があった楽しい選手でw、自分は大好きでした。レイズの試合中継があったら、どこにいるか捜すよ! 頑張れジョンソン、good luck in Rays!
  • 千葉の寒サバを煮たやつ/北海道のジャガイモの粉ふきいもに、千葉のミツバつき/宮城の新メカブの吸い物/小田原の梅干し/雑穀飯の夕飯オイシイデース!