半月経ってもひつこく覚えているほどしょんぼりな09年ハマスタ最終戦でした><(ヤ10-4横)

いつもながら病院食ってのは><

  • 急な入院とPC不調と多忙が重なり、残り2試合の更新を残してこのブログを半月もほっぽらかしていましたスミマセン><(※この記事を書いているのは10月24日です)。今日明日で残り2試合の記事をアップして、月曜からは去年と同じく2〜3日に一度更新のオフシーズンモードで更新していこうと思います><! お騒がせしました><
  • さてシーズン143試合目のハマスタ終戦ですが、うーんしょんぼりな結果で残念でした><なにしろ恒例の外野無料入場試合にも関わらず台風のせいで横浜は冷え込み一日中大雨で、最終戦はなるべく毎年行く自分と友人達でさえも、「今年はやめとこう、これでは必ずカゼをひく><」「そうだね><」と引き返したほどです><。シーズン終盤へきてなお大量の順延試合を残したヤクルトが日程を消化しきれないという危機があったので、横浜としても開催を強行せざるを得なかったのだとは思いますから仕方ないんですが><
  • そんな台風のハマスタでの最終戦は、しかし途中までは景気よく進んだんですけどね><! 横浜先発桑原謙は初回こそ福地にうっかりと先頭打者HRを喰らったものの、1回裏には1点ビハインドの横浜打線がヤクルト先発の好投手高木を雨中連打、二死一二塁から佐伯と吉村の二者連続タイムリーでいきなり逆転! さらには3回裏に内川がソロ、ここで高木は早くもノックアウト→4回裏に救援した由規は制球定まらず走者を溜めたところで金城がタイムリーとリードを広げます。桑原謙も福地の先頭打者ソロ以降は立ち直り、5回表に鬼崎からまさかの(スマンw)ソロを打たれた以外にはシュートを駆使して試合をきれいに纏め、2点のリードを保ったまま7回を112球で投げ終えて平和裏に降板しました。ここまでは良かったのですが……
  • 2点リードの8回表、代打が出て降板した桑原謙にかわって救援に出てきたのは高崎です。田代シーレックス不動のエース高崎は、今季は田代監督代行の懐刀となってあるときはピンチを抑え、あるときは敗戦処理、あるときはロングリリーフと、何かあれば呼び出されて本当にフル回転でした。ですから高崎を責めることはできないのですが、高崎は大雨で制球も定まらぬまま福地と梶本にいきなり連打、宮本にバントを決められ一死二三塁のピンチを生んで降板します><
  • この大ピンチに次打者は後半シーズンになってから猛烈に打ちまくっている3番青木、その次は4番ガイエルというところで、救援に出てきたのは……工藤ですよ><! 結果論として言うわけではなく、この継投は大間違いでした><ここのところ右足の着地がヨレヨレの投球しか披露できていない工藤が、この大雨の中ぬかるみまくって荒れまくったマウンドで青木を抑えることなど無理です、なんという自殺行為><他の左Pは吉見と高宮がいたのですから、せめて高宮を出したほうが良かったのでは……と今でも思ってしまいます><もちろんこれは素人考えで、Pコーチがブルペンで見たときには工藤のほうがよく出来ていたのだとは思いますが、返すがえすも残念ですね><
  • そして工藤は制球定まらぬまま高く浮いたストレートを青木に痛打され走者一掃で一気に同点、なお一死一塁からガイエルには浮いたカーブを逆転2ランにされてしまいました><5番松元にも四球を出し、3人の左打者から一死も奪えぬまま試合をブチ壊した工藤はここで降板します><工藤の後には木塚が救援にきましたが、急遽出てきた木塚も勢いづいたヤクルト打線を止めることはできず、代打畠山はショートゴロに抑えたものの続く鬼崎を敬遠し二死一二塁から勝負をかけた中村に制球定まらぬまま死球→二死満塁から再び打席の巡ってきた福地と梶本に再び痛打され、最後は宮本をライトフライに討ち取ったものの、この回の横浜は一挙8失点><
  • もちろん自分には工藤と木塚も責めることはできませんが、前回に続いて奮闘した桑原謙の今季初勝利があっという間に消えた横浜は大雨のナイターにすっかりお通夜ムードとなり、8回裏は村田佐伯吉村のクリーンナップがせめて一発を見せようという大振りに消え、9回表を真田がピシャリと抑えたものの、9回裏も悲しげな三者凡退で試合終了となりました><
  • まったくしょんぼりなホーム最終戦ですね><もっとも自分は、「この試合が今季を象徴している」だとかの精神論を持ち出すつもりはありません。この試合の負け自体は極論をいえば、CS出場をかけて必死なチームに既に消化試合をしているチームが敗れたというだけのことで、残念は残念なのですが、無惨な結果にもそう悲観する必要はないですし、シーズンに影響があるわけでもありません。それに悪天候にも関わらず、足を故障している村田やバテバテの佐伯が今日の試合にほぼ最初から最後まで出ていたことからしても、今日の試合はもちろん勝ちを狙いはしますが、看板選手を出して観客にホーム最終戦のお礼をする的な要素も強かったのには違いありませんよね。ですから高崎の後の継投が高宮ではなく、退団が決まった人気投手である工藤が出てきたことも当然だとは思います。しかしこの田代や横浜ベンチの善意が裏目に出てしまったのは、悪意のないこととはいえ非常に悲しいことですね><横浜ファンの記憶に残った最後の工藤は、雨の中で無様に打たれ続けて試合を壊す、もはや老い衰えた惨めな左腕投手の姿となってしまいました。自分の周りには工藤放出に憤慨する横浜ファンが多くいたのですが、この登板後はもう誰も工藤を惜しむ人はいなくなりました。とても残念なことです。
  • 自分は以前にこのブログでも工藤の放出を肯定する意見を書きましたが、それはこのような惨事を怖れたからで、つまり今の横浜には、工藤に威厳ある登板機会を提供できる戦力的余裕がないと思うからです。工藤はすでに先発をする体力が残っていないのは今季始めに証明されたことですが、短いイニングを全力で投げる救援ならば、工藤の技術と経験と名声がまだまだ充分に通用する場面があるのは、今季中盤に数々の救援を成功させたことを見れば分かります。しかしいかに大投手工藤といえども、ブルペンで毎日肩を作りピンチを抑えるという救援をシーズンを通してこなすには、彼はあまりにも年をとりすぎているでしょう。工藤はシーズン終盤には明らかに体力を失い、救援に失敗する場面が多くなりました。工藤があくまで現役を続けたいのならば、そのために必要なのは、月に一度ぐらい一軍登録をされて、週に一度ぐらい肩をつくって、勝ち負けのいずれにしても点差に余裕のある場面で、たとえば下位打線に対して1イニングなりに集中して投げるというようなゆったりした登板機会を工藤に供することができる、戦力的なゆとりのあるチームでしょう。横浜の戦力には、そのような余裕はありません。もしも選手層の薄い横浜に在籍するならば、工藤はフル回転して仕事をする必要がありますけれども、そこには常に老いて疲れた投手を打ち崩す若く強力な相手打者が待っているでしょう。彼等と対戦して仮に打ち込まれたとしても、それは若手や中堅には、いや三浦のようなベテラン投手にとってさえも今後のために何らかの意味を得られる敗戦とすることができますが、工藤のような超ベテラン投手の場合となるとそれはもはや何の意味を得ることもできず、彼の輝かしい業績と名誉と引き際をただ汚らしく傷つけるだけです。自分を含めたほとんどのプロ野球ファンは、猫の手も借りたい場面に日々駆りだされ、無様に打ち込まれて若い先発の貴重な勝ちを消し、ベンチで情けなさに涙を流す工藤の姿を見ることを望まないと思います。工藤が戦力にゆとりのあるチームへ移籍できて、たとえばまだ経験の浅い若い打者と対戦し、老獪な投球で彼等を打ち取るような登板ができることを自分は願います><(もちろん、それは凡退する若い打者のいい勉強にもなりますからね!)
  • ……と、工藤の話はこのへんでいいとして><、自分が今日の試合で一番ガッカリだったのは、恒例の本拠地最終戦後の挨拶で、監督代行である田代が直接マイクを取って話さずにウグイス嬢が場内アナウンスで文章を読み上げたことでした><もちろん試合終了後は大雨で寒くもありましたし、あくまで監督代行であるという遠慮もあって田代はウグイス嬢に挨拶の代読を頼んだのだとは思いますが、もー自分は今季一番、どんな酷い負け試合のあとよりも気落ちしました><
  • 「そんな試合とは関係ない些細なことにどれだけガッカリするんだよ自分、ガラに似合わずどんだけ繊細だよ><そもそも球場に行かずに家でTV観戦してたんだろ><」と自分でも馬鹿げたことだとは思いますが、ガッカリしたもんは仕方ないっす><自分がかなりの田代ファンなせいもあるかとは思うんですがw、どうせ内容は定型文で構わないんですから、田代の肉声で「一年間応援ありがとう、順位が奮わなくて申し訳なかった、来季は頑張ります!」というお決まりの挨拶を、いやせめて「ありがとう」とか「済まなかった」とかの一言でいいので、何故だかは分かりませんが何かをどうしても公に言って欲しかったんですwウグイス嬢の代読にあまりにも落胆した自分は、今季どんなクソ試合であれども平気で楽しんでいたにも関わらず、ここへきて急に一瞬横浜に愛想を尽かしかけるほどでした><(もっともこれは自分の超個人的かつ非合理的で感情的な感想で、ぶっちゃけて言えば単なる愚痴なんですが、このブログは試合を見た自分の感想だけが構成要素なので><)(※ちなみに一晩寝たら自分の機嫌は簡単回復w)
  • こういった訳で散々なホーム最終戦でしたが、桑原謙の好投は楽しかったですし、それにヤクルトの中村が良かったですね! こないだファームで見て以来お気に入りの選手なので、今後が楽しみですw横浜の若手選手も中村に負けずにバリバリ活躍して欲しいですね、来季は頑張れ横浜ベイスターズ!!

  • こないだは友人の誕生日だったので、リクエストの生チラシと共にケーキを焼きました。秋らしく巨峰ケーキ! 皮をむいて半分に切り、種をとってから砂糖少々で揉んだ巨峰を、黒砂糖で焼いたスポンジにショートケーキのイチゴ代わりに挟んだり乗せたりしました。生クリームにあってうまーい!

中にも巨峰をいっぱい挟んだんですが、イチゴと違って柔らかいのでひしゃげてますw

  • イチゴがない時期は、他の果物のケーキもおいしいですよね!
  • 以下は試合のスコアです。

横浜 対 ヤクルト◇公式戦◇開始18時00分◇横浜◇観衆7235人(スコア元

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ヤクルト 1 0 0 0 1 0 0 8 0 10 11 2
横浜 2 0 1 1 0 0 0 0 0 4 7 0
  • 本塁打 福地5号(ソロ110m=桑原謙)内川17号(ソロ120m=高木)鬼崎2号(ソロ110m=桑原謙)ガイエル24号(2ラン105m=工藤)
  • ◇盗塁 野口(8回)福地(8回)◇失策 青木(1回)鬼崎(7回)◇走塁死 金城(4回)
  • ◇試合時間 3時間18分◇球審 渡田◇塁審 敷田 木内 小林
守備 選手名 打数 得点 安打 打点 通算率 HR  1   2   3   4   5   6   7   8      9 
(左) 福地(両) .270 右本 …… 投ゴ …… 左飛 …… …… 中安 右2  
(二) 梶本(両) .316 遊ゴ …… 中飛 …… 中安 …… …… 遊安 投安  
(三) 宮本(右) .295 三振 …… …… 三飛 三振 …… …… 一ギ 右飛  
(中) 青木(左) .301 16 中飛 …… …… 遊直 …… 左飛 …… 中安 …… 左飛
(右) ガイエル(左) .265 24 …… 三振 …… 四球 …… 四球 …… 右本 …… 三振
(一) ユウイチ(左) .207 …… 一ゴ …… 中安 …… 遊併 …… 四球 ……  
野口(右) .257                  
五十嵐(右) ---                  
デントナ(右=Dバックス) .279 20 …… …… …… …… …… …… …… …… …… 三ゴ
林(右) .000                  
(捕) 川本(右) .160 …… 一ゴ …… 三ゴ …… …… …… …… ……  
松井(右) ---                  
志田(右) .154 …… …… …… …… …… …… 中飛 …… ……  
押本(右) .000                  
打一 畠山(右) .237 …… …… …… …… …… …… …… 遊ゴ ……  
(遊) 鬼崎(左) .414 …… …… 右2 …… 右本 …… 捕ゴ 敬遠 ……  
(投) 高木(右) .222 …… …… 三振 …… …… …… …… …… ……  
由規(左) .000                  
打捕 中村(右=福井商 .000 …… …… …… …… 遊ゴ …… 遊ゴ 死球 ……  
36 10 11 10 .260 111 残塁5、併殺0

守備 選手名 打数 得点 安打 打点 通算率 HR  1   2   3   4   5   6   7   8   9 
(中) 金城(両) .286 二ゴ 二ゴ …… 右安 …… …… 投ギ ……  
(二) 藤田(左) .266 左安 …… 中飛 …… 投ゴ …… 二飛 ……  
(左) 内川(右) .319 17 左安 …… 左本 …… 左飛 …… 一ゴ ……  
(三) 村田(右) .274 25 遊直 …… 三振 …… 左2 …… …… 三振  
野中(右) .000                  
(一) 佐伯(左) .255 11 右安 …… 三振 …… 三振 …… …… 捕邪  
真田(右) .000                  
(右) 吉村(右) .250 16 中安 …… …… 四球 …… 三ゴ …… 二ゴ  
(遊) 石川(左) .242 二ゴ …… …… 遊ゴ …… 二ゴ …… …… 遊邪
(捕) 武山(右) .246 …… 左飛 …… 四球 …… 三ゴ …… ……  
森笠(左=広島) .198 …… …… …… …… …… …… …… …… 三振
(投) 桑原謙(右) .000 …… 遊ゴ …… 三振 …… …… …… ……  
桑原義(右) .278 …… …… …… …… …… …… 遊失 ……  
高崎(右) .000                  
工藤(左) ---                  
木塚(右) .000                  
内藤(左) .253 …… …… …… …… …… …… …… …… 左飛
33 .239 127 残塁5、併殺1

  勝利 敗戦 試合 回数 打者 球数 安打 三振 四球 死球 失点 自責 通算
防御
  高木 (右) 11 14 49 1.70
  由規 (右) 10 21 19 3.52
  松井 (右) 17 27 3.08
押本 (右) 49 10 2.80
  五十嵐 (右) 55 10 3.25
  林 (右) 26 55 11 1.99

  勝利 敗戦 試合 回数 打者 球数 安打 三振 四球 死球 失点 自責 通算
防御
  桑原謙 (右) 11 27 112 1.76
  高崎 (右) 56 0 1/3 11 4.01
工藤 (左) 46 0 0/3 15 6.51
  木塚 (右) 43 0 2/3 27 4.83
  真田 (右) 68 2.98
  • 以上です。