長い敗戦処理により大量の若手選手の活躍を堪能できて良かったようなそうでもないようなw(広11-3横)

本日2ホーマー5打点のヒーロー石原ですよ! えーこないだの広島戦では吉見の外角にとんでもない空振りをしていたし、今日も最初の打席ではスカっと三振だったので油断していたらヤラレタ><

  • 自分は今季の広島戦にOP戦や横浜戦以外のカードも含めてこれまで6試合行ったんですが、なんと単なる偶然なのに6試合のうち5試合の先発が大竹でw、そりゃ自分は大竹が好きではありますが、たまには他のPも見せろよぅルイスとか前田健太とか齊藤とか篠田とかさぁ! とワメいていたら、今日は念願叶って齊藤でしたw齊藤は生ではじめて見たんですが、いやーストレートは球速こそ常時140km/hを下回るものの、旋盤のようにすごい速さでシュシュシュシュと回転し空気を切り裂きながら突っ込んでくるボールはちょっとバットで触れればすぐにあらぬ方向へスッ飛んでいき、しかも打っても全然飛ばないというまるで中日山本昌のストレートのように寄らば切れそうなほどよく研がれていて、おまけに制球はいいしワインドアップが非常にきれいだしで、大変目の保養になるいいPでありました><横浜打者のみなさんも、きっとさぞや目の保養になったことでありましょーね><
  • いっぽうの横浜先発グリンはどうかなと思う間もなく、初回には先頭打者東出が試合開始後10秒でいきなりグリンの低い変化球を真横に払い、打球は高く変則的にバウンドしながら一塁線をフェアゾーンに落ちつつファウルゾーンへポンポンと跳ね、ライト吉村が慌ててポール下まで追いかけるも東出は一気に三進の無死三塁に→続く天谷は外角をセンターへの大きな犠牲フライにして、東出は余裕のタッチアップでいきなり1失点><!(この回はこの失点だけでどうにか済みましたが、1回表の攻撃が終わって広島の選手が守備につくときに広島側のスタンドが大喜びの天谷コールをしていたので、「いや広島の人々よ、今の得点の功労者はどう考えても東出だろw!」と思ったw)
  • 毎回完封の危機に陥る中日戦ならばともかく、なぜか馬鹿試合になることの多い広島戦では1点のビハインドなぞすぐに跳ね除ける気満々の横浜ですが、なんでも内川が食あたりによる腸炎で登録抹消とかで(な、何を食べたの内川><?)、村田はおろか内川までをも欠く打線はキレキレ齊藤の前にどうにもヒットが出ず、4回終了時点で出した走者は吉村奇跡の2ベースのみ><だがグリンも2回以降は立ち直ってバッタバッタと三者凡退のスミ1ペース、早い展開で中盤までは確かに緊迫した投手戦だったんですが……
  • 試合が大きく動いたのは1点ビハインドの5回表、前の回までで上位打線をスイスイと倒しまくっていたグリンはこの調子ならば下位打線の5回表に苦労することなどないと油断していたところ、先頭打者の好調廣瀬が決して甘くはない低いストレートをブッ叩き、打球はレフト下園をピクリともさせずにレフトスタンド中段へギュイーンと突き刺さる物凄い弾丸ライナーのソロに><! こんなにすごいライナーは久しぶりに見ました><廣瀬は強肩が売りな守備の人だと長年信じていたのに、最近の打撃好調は本物なんですね><さすが法政のスター><
  • そして廣瀬のすごいライナーにザワザワしている間に、続く石井琢がグリンから粘って甘いスライダーを思い切り引っ張り、これがファースト佐伯の腕の下をすっぱ抜くヒットに><おいおい石井琢は埋伏の毒作戦じゃなかったのかよとさらにザワめき、マウンドへ杉本コーチらが来るもグリンは超イライラモード→そこを狙われたのか、こないだまで絶不調だったはずの石原が高く入った初球を見逃さず、なんとレフトスタンドへの2ランですよ><!! 確かにこの石原への初球は非常に甘くはありましたが、えーついこないだの石原は、もっと甘い球にボールの下を振らされて三振とかしてたじゃん><予告もなく急に蘇るなんてしどいです><
  • だが横浜広島戦名物の馬鹿試合を期待して4点程度のビハインドには挫けない横浜は、直後の5回裏には二死から石川が外角へのカーブをセンター前へのクリーンヒット→続く武山が低めを見極め四球で二死一二塁→ここで勝負に出た横浜ベンチはグリンに代えて、右の代打は……仁志(.157)・桑原義(.250)・山崎(.173)・細山田(.155)・斉藤俊(.250)とよりどりみどりの中から送り込んだのは桑原義! よーしこの中では一番打率が高いじゃん、行けジェニーちゃん!!(棒読み)→なんと桑原義は、外角へ甘めに入ったチェンジアップを見事に振りぬき、大きく伸びたハーフライナーは左中間テキサスあわやフェンスダイレクトな走者一掃のツーベースですよ!!! あんまり期待していなくて済まなかったwすごいぞ桑原義!!

両翼のスタンドが赤と青にくっきり分かれる広島戦はきれいですねw

  • こうしてビハインドを2点に詰めた横浜は、さあ表をしっかり抑えながら逆転の志満点というところで6回表へ救援したのは久しぶりに見るマストニーじゃん、よし頼んだぞマストニー! マストニーが8回ぐらいまで投げてくれつつ打線は齊藤から粘りまくってどうにか引き摺り下ろせば逆転の目はあるし、なあに最悪は永川を引っ張り出せばどうにかなるかも!? マストニーも頑張れば勝ちがつくぞ!!
  • ……いやあ、皮算用はするもんじゃないですね><マストニーがフヨフヨと甘く投げた高い球を先頭打者フィリップスは右中間へのヒット→だが俊足ではないフィリップスはシングルヒットにできるかという打球を、なぜか横から飛び込まずに打球の後ろを追いかける形で走ったために追いつくのが遅れたセンター大西がやっと追いつき、慌ててグラブを出したところこれがしっかりと捕球できずにプチ後逸のような形になる間にフィリップスは一気に二塁へ><無死二塁から続く栗原もフヨフヨと入った外角へのスライダーをセンターへのヒット、だが俊足ではない二走フィリップスと打者走者栗原はそれぞれ自重し失点せずに済み無死一三塁→マクレーンはフヨフヨと高く甘い球をライトフェンス直撃、あわや3ランというタイムリーツーベースに><だがこれも俊足ではない一走栗原がバックホームを自重、1失点で済み無死二三塁→廣瀬も外角をセンターへのヒット、だがここでも俊足ではない二走マクレーンはバックホームを自重し1失点で済みなお無死一三塁→ここで一死も奪えぬままビハインドを2点増やしたのみでマストニーは降板、Pは工藤→だが勢いのついた広島打線を工藤も止めることはできず、石井琢がヒットでなお無死一二塁→次打者の石原は工藤のド真ん中へ入ったストレートを、「ええい、広島打線はなぜこんな鈍足打者ばかりなんじゃー! さっき蘇ったわしが全部纏めて帰しちゃるっ」とばかりに、今度はライトスタンドへの3ランに><!! このノーアウト地獄は優しい天谷の併殺打などで無限には続かなかったものの、この回だけで横浜は6失点、ビハインドは一挙8点に><
  • 試合も中盤をすぎてビハインドが8点、しかもどういう訳か6回表の守備から4番サードジョンソンを引っ込めて山崎を出したともなると(これはジョンソンのアクシデント以外に考えられませんが、一体どうしたんでしょうね><? 内川村田に加えてジョンソンまでいなくなったら、おおもう><)さすがに不死身の横浜といえども挫け、7回表は桑原謙にプレゼント→7回表の桑原謙はすごかったですね、何がすごいって自分が見誤っていない限り、打者4人にわずかに1球のストレートも投げませんでしたからねw! 錐揉みするまるで寺原のような高速シュートがストレート代わり、それとスライダーとのコンビネーションといった様子で、いや全然構わないし出来も良かったんですが、いったい桑原謙はシュートとスライダーしか投げられなくなったのかとちょっと心配にwしかし8回表にも続投した桑原は、こんどはストレートもいっぱい放っていたので安心しましたw桑原謙は独特の大きく身体を開いた変則投法が矯正されたら制球が向上し、ストレートも早くなったようでいいですね!
  • あとは9点ビハインドの9回二死から、青木勇に粘った内藤が外角を振りぬいて若い頃の佐伯そっくりなバックスクリーンへのソロを打ったのは良かったですね! それと、6回表に石原の3ランでバックホームした石井琢が、ホームベースの端っこを微妙に踏んで通り過ぎてから、クルっと戻ってきてしっかりベースを踏み直したのとw、下園が3回裏に齊藤から粘り、低めを素晴らしい当たりで左中間フェン直というハーフライナーにしたのをセンター天谷が背走し、飛び上がってフェンスに背を叩きつけながら捕球のファインプレーにしたので下園はツーベースを1本損→じゃあ今度は天谷がいないところへとばかりに、8回裏の下園は林の外角を思い切り引っ張ってライトフェンス直撃のハーフライナーに→なんと途中から廣瀬に代わってライトへ移っていた天谷がまたも背走し、飛び上がってフェンスに背をたたきつけながら捕球のファインプレー、下園は再びツーベースを阻まれたのが面白かったですw下園は、明日は天谷が絶対来ないところを狙って打つべきですねw

天谷に二度もいい当たりを捕球されて超ガッカリな下園w

  • そういった訳で、まー派手に負ければスッキリするってもんよ><大量ビハインドの9回表に高崎を使ってしまったのは勿体無かったなとか、マストニーのところはせめて桑原にするべきだったなとかいうのはありますが、うーん仕方ないですね><! 明日はスッキリ勝って欲しいですね、頑張れ横浜ベイスターズ!!
  • 以下は試合のスコアです。

横浜 対 広島◇公式戦◇開始18時01分◇横浜◇観衆21826人(スコア元

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
広島 1 0 0 0 3 6 0 1 0 11 15 1
横浜 0 0 0 0 2 0 0 0 1 3 5 0
  • 本塁打 広瀬3号(ソロ120m=グリン)石原7号(2ラン115m=グリン)石原8号(3ラン115m=工藤)内藤3号(ソロ125m=青木勇)
  • ◇失策 石井(7回)
  • ◇試合時間 2時間59分◇球審 井野◇塁審 原 森 木内
守備 選手名 打数 得点 安打 打点 通算率 HR  1   2   3   4   5   6   7   8   9 
(二) 東出(左) .281 右3 …… 三振 …… 投安 左安 …… 左犠  
(中右) 天谷(左) .294 中犠 …… 一直 …… 二併 二併 …… 右飛  
(左) フィリップス(右=3Aシャーロット) .299 11 中安 …… …… 三振 …… 右2 三ゴ ……  
赤松(右) .256 …… …… …… …… …… …… …… …… 遊ゴ
(一) 栗原(右) .256 18 右飛 …… …… 左飛 …… 中安 三振 …… 三振
(三) マクレーン(右=3Aフレズノ .248 14 捕邪 …… …… 三振 …… 右2 左安 …… 左安
(右左) 広瀬(右) .275 …… 三直 …… …… 左本 中安 二飛 …… 遊ゴ
(遊) 石井(左=横浜) .217 …… 中飛 …… …… 右安 左安 …… 死球  
(捕) 石原(右) .201 …… 三振 …… …… 左本 右本 …… 四球  
(投) 斉藤(左) .037 …… …… 三ゴ …… 三振 …… …… ……  
シーボル(右) .214 …… …… …… …… …… 遊ゴ …… ……  
小松(右=法大) .182                  
喜田(左) .234 …… …… …… …… …… …… …… 一ゴ  
林(右) ---                  
青木勇(右) ---                  
38 11 15 11 .244 78 残塁4、併殺0

守備 選手名 打数 得点 安打 打点 通算率 HR  1   2   3   4   5   6   7   8   9 
(中左中) 下園(左) .263 二ゴ …… 中飛 …… 遊飛 …… …… 右飛  
(二) 藤田(左) .265 三ゴ …… …… 二ゴ …… 中飛 …… 右飛  
(左) 吉川(右) .000                  
大西(右) .127 右飛 …… …… 二ゴ …… 四球 …… ……  
桑原謙(右) ---                  
打捕 斉藤俊(右) .250 …… …… …… …… …… …… …… 中安  
(三) ジョンソン(左=レイズ) .221 20 …… 捕邪 …… 三振 …… …… …… ……  
山崎(右=横浜商大 .173 …… …… …… …… …… 一ゴ …… 四球  
(一) 佐伯(左) .275 …… 三振 …… …… 遊ゴ 中飛 …… 二ゴ  
高崎(右) .000                  
(右) 吉村(右) .249 12 …… 右2 …… …… 三振 …… 遊失 …… 三振
(遊) 石川(左) .271 …… 中飛 …… …… 中安 …… 三振 …… 二ゴ
(捕) 武山(右) .158 …… …… 遊ゴ …… 四球 …… 三振 ……  
内藤(左) .217 …… …… …… …… …… …… …… …… 中本
(投) グリン(右=日本ハム .095 …… …… 右飛 …… …… …… …… ……  
桑原義(右) .250 …… …… …… …… 左2 …… …… ……  
マストニー(右=インディアンス) .000                  
工藤(左) ---                  
森笠(左=広島) .194 …… …… …… …… …… …… 三邪 …… 左飛
33 .239 105 残塁6、併殺2

  勝利 敗戦 試合 回数 打者 球数 安打 三振 四球 死球 失点 自責 通算
防御
斉藤 (左) 21 19 85 3.75
  小松 (右=法大) 20 26 4.69
  林 (右) 34 18 4.86
  青木勇 (右) 24 15 3.80

  勝利 敗戦 試合 回数 打者 球数 安打 三振 四球 死球 失点 自責 通算
防御
グリン (右=日本ハム 12 18 20 78 4.89
  マストニー (右=インディアンス) 13 0 0/3 10 5.83
  工藤 (左) 34 15 7.14
  桑原謙 (右) 33 3.60
  高崎 (右) 43 15 4.15
  • 以上です。