吉見→木塚→真田→加藤康介→山口のどこをとってもおおこの感動のピッチング！！（ヤ2-3横）

松本球場はホームと同じ高さの真後ろに大きな窓のある本部室とか放送室みたいなのがあったんですが、窓がグラウンドからすごく近くてピカピカなのとナイター照明やテレビカメラの角度の加減とか、あとは横浜の白いホームユニとヤクルトのかなり白っぽいビジユニとかの相互作用のせいか、ガラスに常にバッテリーと打者の姿がくっきり反射して映っていたのが、どうにかすればスパイとかに利用できそうなぐらいで笑ったｗ（あと、フェンスにくくりつけてあったアサヒスーパードライの宣伝用横断幕のヨレヨレさ加減が気になるｗ）

• うわーい勝ったじゃん！　先発吉見にワクワクするも、初回にいきなり福地が低めのチェンジアップを当たり前のサードゴロにして村田も華麗に捌く→信じられないほど俊足の福地があれよという間に一塁を駆け抜けセーフ、無死一塁→田中がバントを試みるも吉見と新沼は高めにまとめてそうはさせず、無理矢理転がした打球はほとんどPゴロ状態になったのを吉見がうまく捌いて二塁封殺、打者走者田中は生きて一死一塁→青木にスライダーが僅かに外れ四球、一死一二塁→デントナにうまくチェンジアップを打たせてショートゴロかあわよくば併殺にしたつもりが、石川が打球を弾いてショート強襲ヒットっぽくなり打球がレフトへ抜ける間に二塁走者田中生還、なお一死一三塁→ガイエルが甘く入った球を完璧に振り抜き、インパクトの瞬間は「うわあああスリーラン＞＜！！！」という当たりがどういう訳か伸びを失い、フェンスギリギリのセンターフライとなって三塁走者青木が余裕のタッチアップで生還、二死一塁から宮本がやっとフライアウトという初回はどうしようかと思いましたが＞＜、結局はこの2失点で収まりましたからね！　いやあデントナの当たりがスタンドインしなくて良かったです、風も雨もなかったようだし当たりは完璧っぽく見えたのでどういう訳で打球が失速したのか分かりませんが、あそこで犠飛に踏みとどまれた幸運が今日の始まりですね！
• 吉見はその後も140km/hぐらいのストレートからスピードガンが表示されないほどのヘロカまで緩急を駆使して要所を抑え（今日は地方球場のせいか、どのPもガンが表示されない球が多かったですね＞＜）、逆転もしてもらって無事今季初勝利おめでとう！！　吉見は去年ぐらいまではチェンジアップやヘロカを放るときには一瞬腕が緩むように見えて、とくにTVで見ているときには「あっつぎは遅い球だ」と分かりやすかったものですが、今日はそう思い込んで見ているとリリースの瞬間まで球種が明確には分からないスローイングになってて、きっとこの変化は役に立ちそうですね！　打撃はうっかりファウルフライになったもののフォークをうまく捉えたり、同点に追いついた4回裏一死一塁からは真ん中に入ったスライダーを振り抜いた打球が日曜日の鳥谷ばりのイレギュラーを見せてセカンドの手前で大きくバウンドしヒットになったりして面白かったですｗいいぞ吉見！！
• 対するユウキはカーブとフォークがよく沈んで、打ちづらそうなインスラと、あとなんだか分からないがものすごいタイミングの外れる謎の超遅いボールもあって、オリックスはよくこんなにいいPを放出しましたね！　オリックスも金子平野小松近藤岸田といい先発を揃えているんでしょうが、ヤクルトはユウキを獲得できて良かったですねｗ
• そんなユウキから、3回裏には一死から吉村がそりゃ鏡に映ったイチローか中日和田かオバＱしか打たないだろっつうインローの悪球を華麗に右中間へ運んでツーベース、藤田が自分の役割をこなす叩きつける必死の進塁打で二死三塁、内川が高めを軽やかに放ってタイムリー！　続く4回裏には下園が粘った末に外角を思いっきり流してヒットと思った打球がぐんぐん伸びてレフスタへ飛び込み同点ソロ！　そして5回裏には、先頭打者藤田が謎の超遅い球を熟考の後におもむろに振り切って左中間へヒット、内川は相川に完全に裏をかかれてうっかり膝元を見逃し一死一塁、だが村田の打席でユウキのワイルドピッチを相川が追いかける間になんと藤田が根性で激走し三進、一死三塁→村田あっさり死亡→佐伯が内角をきれいに腕を畳んで死んだ気で振りぬき、涙涙の決勝タイムリーとはおおこの感動＞＜佐伯は7回表に先頭打者川島慶のファーストゴロを捕球してからベースカバーへ入った真田にトスしようとするもタイミングを外し、謎のトリックプレーみたいになってしまって真田がどうにか捕球するもベースを踏むことはできずに川島慶内野安打とかなっていたりしましたが＞＜、8回裏一死走者なしから五十嵐の速球に、結果はレフトフライでしたがさっきで尽きた力を振り絞るようなスイングの連続にはグっとくるとともに、佐伯はこの攻守の波乱万丈でここまでやってきたのだとなんかジーンとしたｗヒーローインタビューでは「もう年が年なんで、また長野に来られるか分かりませんし……」とか言っていましたが、今まで十数年間もずっとそうしてきたように、もうしばらくは佐伯の美しいバッティングその他を眺めて一喜一憂していたいですｗいいぞ佐伯、がんばれ佐伯！！

＜「がんばれ佐伯！！」

• そういや川島慶は、ちょっと見ない間にやや不調のようですね。1点ビハインドの4回表一死一塁から、まさか川島慶はゲッツとかなってくれないだろうな＞＜とドキドキしながら見てたら吉見の低めをショート正面のゴロにして、藤田も川島慶の俊足にまさる華麗なグラブ捌きをみせてボールをファースト転送しての併殺には感動ｗ7回裏の森岡の併殺も良かったですね、やるじゃん石川＆藤田！！
• それに6回表一死一塁から吉見に代わって出てきてシンカーを連投し宮本と相川をしっかり抑えた木塚、7回表に出てきて先頭打者川島慶はうっかり出塁させたものの、ニヤニヤが止まらなくなるエグいシュートで森岡を併殺→福地をショート正面のゴロに打ち取った真田、そしてまた感動の加藤康ですね！　死ぬほど粘る飯原をインスラで打ちとってから青木とデントナを二者連続のスイングアウトの三振、そしてなんと9回表の先頭打者ガイエルのとこまで出てきて、しっかり高めを詰まらせてフライアウトさせてから小さくガッツポーズ、フラつきながら一塁線の前でコールされて走ってくるストッパー山口を待ってその右手にしっかりと左手でタッチし、ゆっくりと一塁線を跨いでから息を整えて、観衆の大拍手を浴びながら仲間が彼を称える歓声のわくベンチへ前を向いて歩いていった後姿を応援せずにはいられましょーか！！　いやあまるで高卒ルーキーのPのように胸を張って大きく腕を振って、躍動感溢れる素晴らしいピッチングで、オリックス（というかロッテか）はよくこんなPを放出したなというか、加藤康が獲得できて良かったです！　いいぞ加藤康！！
• 山口は宮本と相川を力で捻じ伏せセーブおめでとう、その調子でがんばれ山口！　前回の記事で「横浜の救援陣の頑張りは、ときに他の11球団のどこにだって劣らないだろ！　と胸を張れるんじゃないかというほど輝きますね」と書きましたが、うんやっぱりプロ野球は面白いですね！
• そうそう相川といえば、初回の吉村が相川に完全に読まれて奪三振されたときには「おお相川にコテンパンにやられてしまったらどうしよう＞＜」と思いましたが、どうにかなって良かったですｗもっとも、村田なんかは相川が一枚上手というふうで＞＜頑張れ村田＞＜！！
• あとは田中が復調していてセカンドが冴えていたのと、李をはじめて見られたのが面白かったです。こないだ李を見た友人が「なんか名は体を表すというか、ヘチョンとした球を投げてた」と言ってたのでｗ、勝手に軟投派だと思い込んでいたのですが（スマン李＞＜）、どうしてサイドから思い切りのいいスライダーが冴えるいいPですね！　それと、五十嵐が僅かの間にムチムチになっていたので噴いたｗ交流戦終了後のインターバル→読売戦の一週間ぐらいの間で、多分五十嵐は1イニングしか投げてないからだろうか？　ということは、林もたっぷり休んで元気になっているってことですね＞＜なあに林が出てこない展開で勝つか、万が一出てきたら初自責点を奪う勢いで勝てばいいんじゃん！　やればできるぞ、頑張れ横浜ベイスターズ！！

• 夕飯は、雑穀飯と香川のニンニクのガーリックライスに、群馬のレタス・高知のトマト・岩手の豚挽肉のタコミート・チーズ・サルサソースを乗せたタコライス／神奈川のタコと高知のキュウリの酢の物／宮城のワカメと千葉の糸ミツバの味噌汁。ガーリックライスのタコライスうまーい！　サルサソースは、カゴメの瓶詰めの出来合いのやつでｗタコライスとタコの酢の物が同時になってしまったのは佐伯風ジョークを狙ったのではなく、たまたま別々の二者から「タコライスが食いたい」「タコの酢の物が食いたい」という別々のリクエストを同時に受けたためですｗ。
• 以下は試合のスコアです。

横浜 対 ヤクルト◇公式戦◇開始18時02分◇松本◇観衆9287人（スコア元）

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H	E
ヤクルト	2	0	0	0	0	0	0	0	0	2	6	0
横浜	0	0	0	1	1	1	0	0	x	3	8	0

• ◇本塁打　下園３号（ソロ105m=ユウキ）
• ◇暴投　ユウキ（５回）
• ◇試合時間　3時間11分◇球審　笠原◇塁審　深谷　木内　有隅

守備	選手名	打数	得点	安打	打点	通算率	ＨＲ	１	２	３	４	５	６	７	８	９
(左)	福地（両）	４	０	２	０	.266	１	三安	……	一ゴ	……	右２	……	遊ゴ	……
(二)	田中（右）	３	１	０	０	.282	２	投ゴ	……	中飛	……	二ゴ	……	……	……
打	川端（左）	０	０	０	０	.357	０
打	飯原（右）	１	０	０	０	.291	１	……	……	……	……	……	……	……	遊ゴ
二	野口（右）	０	０	０	０	.273	１
(中)	青木（左）	２	１	０	０	.263	６	四球	……	四球	……	三飛	……	……	三振
(一)	デントナ（右=Ｄバックス）	３	０	２	１	.250	11	左安	……	四球	……	……	左安	……	三振
(右)	ガイエル（左）	３	０	０	１	.283	11	中犠	……	三振	……	……	三振	……	……	右飛
(三)	宮本（右）	４	０	１	０	.309	３	右邪	……	……	中安	……	三振	……	……	捕邪
(捕)	相川（右=横浜）	４	０	０	０	.271	４	……	中飛	……	右飛	……	一ゴ	……	……	中飛
(遊)	川島慶（右）	３	０	１	０	.240	６	……	三振	……	遊併	……	……	一安	……
(投)	ユウキ（右=オリックス）	２	０	０	０	.000	０	……	一ゴ	……	……	三振	……	……	……
投	李（左=韓国・斗山）	０	０	０	０	.000	０
打	森岡（左=中日）	１	０	０	０	.176	０	……	……	……	……	……	……	遊併	……
投	松岡（右）	０	０	０	０	.000	０
投	五十嵐（右）	０	０	０	０	---	０
計		30	２	６	２	.268	50	残塁５、併殺０

守備	選手名	打数	得点	安打	打点	通算率	ＨＲ	１	２	３	４	５	６	７	８	９
(右)	吉村（右）	４	１	１	０	.270	９	三振	……	右２	遊ゴ	……	……	三ゴ	……
(二)	藤田（左）	４	１	１	０	.235	１	二ゴ	……	遊ゴ	……	左安	……	三ゴ	……
(左)	内川（右）	４	０	２	１	.312	11	右安	……	右安	……	三振	……	遊ゴ	……
(三)	村田（右）	４	０	０	０	.277	13	三ゴ	……	右飛	……	三振	……	……	遊ゴ
(一)	佐伯（左）	３	０	１	１	.267	５	……	四球	……	三振	中安	……	……	左飛
(中)	下園（左）	４	１	１	１	.224	３	……	一ゴ	……	左本	二ゴ	……	……	遊ゴ
中	金城（両）	０	０	０	０	.239	５
(捕)	新沼（右）	３	０	０	０	.189	１	……	三振	……	三ゴ	……	左飛	……	……
(遊)	石川（左）	３	０	１	０	.262	０	……	投ゴ	……	左安	……	二ゴ	……	……
(投)	吉見（左）	２	０	１	０	.333	０	……	……	三邪	右安	……	……	……	……
投	木塚（右）	０	０	０	０	---	０
打	呉本（右）	１	０	０	０	.214	０	……	……	……	……	……	三振	……	……
投	真田（右）	０	０	０	０	.000	０
投	加藤康（左=オリックス）	０	０	０	０	---	０
投	山口（右）	０	０	０	０	.500	０
計		32	３	８	３	.231	61	残塁６、併殺２

		勝利	敗戦	Ｓ	試合	回数	打者	球数	安打	三振	四球	死球	失点	自責	通算 防御
●	ユウキ （右=オリックス）	２	２	０	６	４ 2/3	23	96	８	５	１	０	３	３	4.18
	李 （左=韓国・斗山）	０	０	０	７	１ 1/3	４	21	０	１	０	０	０	０	3.72
	松岡 （右）	３	０	０	27	１	３	16	０	０	０	０	０	０	1.82
	五十嵐 （右）	１	１	１	30	１	３	18	０	０	０	０	０	０	1.23

		勝利	敗戦	Ｓ	試合	回数	打者	球数	安打	三振	四球	死球	失点	自責	通算 防御
○	吉見 （左）	１	０	０	15	５ 1/3	23	86	５	４	３	０	２	２	2.36
Ｈ	木塚 （右）	１	０	０	14	０ 2/3	２	８	０	１	０	０	０	０	3.27
Ｈ	真田 （右）	１	１	０	31	１	３	14	１	０	０	０	０	０	2.67
Ｈ	加藤康 （左=オリックス）	０	０	０	５	１ 1/3	４	22	０	２	０	０	０	０	0.00
Ｓ	山口 （右）	３	３	７	25	０ 2/3	２	４	０	０	０	０	０	０	2.79

• 以上です。