西欧には園芸の一環としてカボチャを栽培する趣味があるっぽい

 おとついの記事で「西欧文明圏のご隠居さんは盆栽のかわりにカボチャを育てるのだろうか」と書いたけど、ぐぐってみたら答えがあっさりと見つかった。

Pumpkin cultivation is a form of gardening that is based on growing pumpkins or other similar squash varieties. And while pumpkins are now grown mostly for autumn and winter decorations rather than for its food value, pumpkin farming is still a major business in North America and around the World. (カボチャ栽培は、カボチャやその仲間の栽培を基礎とした園芸の一系統です。そして現在、カボチャは食用というよりは主に秋と冬の装飾のために育てられていますが、カボチャの栽培は北米や世界中での主要な産業です。)
http://en.wikipedia.org/wiki/Pumpkin_cultivation

 まじで!? 米国人は、カボチャを食うというよりは飾りにするのかー。米国のカボチャは皮があざやかな黄色だから、花のすくない冬には、日本のハボタンみたいにいい庭飾りになるのかもしれない。しかし日本のカボチャの皮はたいがい緑色だから、観賞に用いるためにははやく割って煮てしまって、食卓で中身のきれいなオレンジ色を楽しむべきだろうw。
 というわけで、もしかしたらムッシュウ・ポワロはうまいカボチャを食おうと思ったのではなくて、美しいカボチャを育てるためにイギリスに来たのかもしれない。でも、食用にするにしても観賞用にするにしても、えげれすよりも気候のいいベルギーのほうがいいカボチャが作れそうな気がするけどなー。