ジャイアンツ山口鉄也の小学校のころの作文におけるベイスターズ愛に感動><

  • 今日付けのニッカンの2面にG山口の小学校の卒業アルバムの作文が出ているんですが、そのあまりにも溢れるベイスターズ愛に感激したので、以下に全文を引用して紹介しようと思います><

自画像(?)がなんとなく似てるような気がして笑えるw

将来の夢   山口鉄也

 ぼくは、菅田中学校に入ると同時に野球部に入り、三年目には、夏の大会で優勝する。その後ぼくの所にY高のスカウトマンが
 「ぜひY高に来てください。」
 と言ってくるので、ぼくはY高に入ることにする。一年目からエースで四番にしてもらい、ホームラン五本を打つ。三年のときは、甲子園にも出場し、決勝で五−二で負けているが九回の裏ツーアウト満るいの場面でぼくにまわってくる。ツースリーと追い込まれたとき、ぼくがホームランを打って優勝する。その後ベイスターズにドラフトで選ばれけい約金一億五千万円で入団する。一年目にピッチャーで九番になり十勝四負で新人王をかくとくする。二年目には、三し王になり三年目には、なんと完全試合までしてベイスターズを優勝させる。オールスターにも選ばれて日本シリーズでもベイスターズを日本一にさせてから、十年目にかんとくになってベイスターズを強くさせる。五年目に野球のかんとくをやめた後、東京ドームにある野球博物館にぼくが使っていた野球の道具がかざられる。その後プロ野球ニュースの解説者になる。これが、ぼくの考える将来の夢です。でも今のままだとプロ野球選手にはなれないので、すぶりや走り込みや投げ込みをして、将来の夢をかなえたいと思います。
  • 設定細かすぎwとか、「三し王」というのは奪三振タイトルのことなんだろうなとかw、プロ野球ニュースの解説者かよwとか突っ込みどころが満載ではありますがw、とにかく自分がこの作文に非常に心打たれた理由というのは、山口が自分と一歳しか年齢が違わない神奈川県人だという点なんですよね(山口が1983年生まれ、自分は1982年生まれ)。
  • なにしろ自分たち周辺の世代といえば、1995年(自分が中学一年生、山口は小学校六年生)のシーズンに横浜が16年ぶりの貯金をしたような年代なので、子供だった我々は地元ベイスターズホエールズ)の激弱な姿しか見たことがなかったはずなんです><。このころは野村監督率いるヤクルトが優勝を重ねていた黄金時代まっさかりで、自分たちの小学校でも強いヤクルトと長嶋監督の読売が一番人気を争い、地元横浜はもちろん隠れた人気こそ根強くあるものの、「やっぱり横浜(大洋)は弱すぎるからなあ><」という感じでありました。自分より二歳年長の松坂世代になると、三重県出身の古木克明が小学校の卒業文集に「大洋とロッテにだけは入りたくない」と書いていた有名な話もあるようにw、横浜というチームは我々周辺の世代では、まあそのような感じの扱いだったと思いますw。そういった中でも地元横浜の熱烈なファンだった山口少年に、同じく小さいころから地元横浜の大ファンだった自分は感激せずにはいられません。
  • 自分も子供のころは「わたし、大きくなったらプロ野球選手になって大洋に入るの!」とか言っていたものの、7歳で地元リトルに入れてもらった自分は「ヤバい、わたしチビで虚弱なうえに運動神経ゼロwスポーツ選手になるとか絶対ムリww」ということを一瞬で理解したもんですw(そもそも女子はプロ野球選手になれないということにも気づいたw)。そんな自分にとって、「地元ベイスターズの選手になりたい!」と志して、それを自分とは違って見事に(ベイスターズではなくても)実現させた山口は、親しみを感じるやら眩しく感じるやらです。自分は早々にプロ野球選手の夢を捨てた後はただ好きなスポーツとして野球を続け、小学校の間じゅうはリトルでプレーし、中学校からは野球部マネジャーとかをやっていましたが、自分がベイスターズをあっさりと諦めて遊んでいた後でも山口はすぐ近くの場所でベイスターズを目指して真面目に野球をやっていたんだなあと想像すると、そのブレなさはすごいですね。もちろん自分が7歳でプロ野球選手を諦めずにずっと頑張っていれば山口のように立派な選手になれた、とはカケラほども思いませんがw、山口は今までベイスターズをどう眺めてきたんだろうということには興味を感じました。自分が高校一年のときにベイスターズが優勝して、自分や友達はみんなで地元チームの快挙に大喜びしたんですが、そのとき中学校三年だったはずの山口はいつか胴上げの輪に加わる自分を想像していたんだろうかとか、いま自分は弱いベイスターズを贔屓客として応援していますが、山口は仕事でカモにしているベイスターズをどう思っているんだろうとかw、山口に聞いてみたいですw。
  • さいころから熱心な横浜ファンで、聞くところによれば横浜の入団テストを受けたものの落ちて読売に入団したという山口を横浜が獲得しなかったのは残念といえば残念ですが、しかし近年の横浜は若手投手の育成にひたすら失敗しまくっているので、もしも山口が横浜に入っていたら、恐らく今のようないいPに育ってはいなかったでしょうw。ベイスターズに入団する夢破れて(?)読売に入ったことが、山口にとっては結果的に大当たりだったんだと思います。横浜三浦も関西人だけあって横浜に入団するまでは大の阪神ファンだったと聞きますしw、巡り合わせってのはどう転ぶか分かりませんから面白いもんですね。いま小学校に通っている神奈川県の野球少年達のなかにも、きっとかつての自分や山口のように弱い地元ベイスターズのファンの子がいるでしょうから、その子達の中から今度は本当にベイスターズで新人王になって、奪三振タイトルを獲得してチームを優勝させて監督になって……という選手が出てきたら超楽しいじゃんとか、贔屓プロ野球チームを持つ理由は人によって様々ですが、やっぱり地元チーム贔屓ってのも単純でいいもんだなとか思いました。なんかとりとめのない話ですが。
  • 夕飯は、北海道の生鮭・青森のニンニク・千葉のカブ・長野のブナシメジのクリームパスタ/千葉のカブの葉と宮城のタコのサラダ/千葉のタマネギのコンソメスープ。白い器にクリームパスタだと、写真を撮ってもいつも真っ白に><本当は鮭のピンクとかがキレイです!