若い藤江がうっかりあとひと踏ん張りで勝利投手の権利の罠にはまる><(ヤ6-2横)

「連敗脱出おめでとうございます><」「横浜さんも気をつけてくださいほんと><」

  • うーむなんつうか、昨日で17年ぶり9連敗に続いて今日負けたら36年ぶりの10連敗だったというヤクルトの気迫に押された感じですね><! そういや横浜は去年うっかり球団タイ記録の14連敗とかしましたが、それはちょうどシーズン100敗を回避した頃のことでした><昨季は他チームが目を血走らせて熾烈な順位争いを繰り広げる中で横浜だけが若手育成モードに突入した結果のド連敗でしたから、今季は気をつけて欲しいです><貴重なシーズン公式戦を無駄にしないため若手育成に活用するのは大事なことですが、だからといって一人負けまくるチームが発生してしまっていては、ペナントレース自体がつまらなくなりますからね><
  • そんな訳で、藤江は前回と同じく常時140km/hオーバーのいいストレートとそれを引き立てるチェンジアップが冴え、きれいなスライダーに野茂の弟子らしいフォーク、ヘロカもあるよという好投で、好守にも助けられて2点の援護ももらって4回までを無失点に抑えたんですから、5回表一死から川本が外角を思い切り引っ張ってサードジョンソンのグラブの下を切り裂くレフト前、一死一塁→高木がバントで二死二塁→福地が外へ外れた落ち損じのフォークを気迫で合わせて左中間タイムリーツーベース→なお二死二塁から川島慶にもセンター前タイムリーツーベースで同点に追いつかれたのは勿体無かったですね><!
  • そして同点に追いつかれた6回表には、一死から好調宮本にライトオーバーのツーベース→続く田中はよく落ちたフォークでスイングアウト三振を奪ったものの捕手斉藤俊がこれを後ろへ逸らし田中は振り逃げ、二走宮本も三進し一死一三塁→迎えたガイエルは低いチェンジアップを思い切り詰まらせたものの、丸太のような腕をしたガイエルの力(と、レフト内川の足と肩も><)はなお犠牲フライを生むには充分という勝ち越しは不幸でありました><斉藤俊はきのう大活躍で今日の期待が大きかっただけに残念ですが、次はしっかり頑張って欲しいですね!
  • いっぽうの横浜打線はというと、9イニング中6イニングも先頭打者を出したのに無事戻ったのはたった一人といういつかのオカルト甲子園のような呪いの打線に><! ヤクルトの先発高木は藤江よりも球速はすこし控えめなものの制球はすこし上回るといった感じのなかなかいい若いPで、そんな高木から横浜は初回の先頭打者下園が粘ってレフト前クリーンヒット→藤田バント→内川は倒れるも一死二塁からジョンソンがライト線を切り裂くタイムリー→なお一死一塁から佐伯がHR寸前という左中間フェンス直撃のツーベース、ですがこれにレフト俊足の福地が一瞬で追いつき華麗なクッションボール処理を見せ、一気に三塁を回った一走ジョンソンの命危うし><→しかし中継を受けたショート川島慶の送球が捕手川本のミットを逸れる悪送球、クロスプレーならばアウトのタイミングだったジョンソンは無事生還でいきなり2点の先制を得ることができました!! 一塁ベンチに戻って笑顔でハイタッチしていたジョンソンのフラフラっぷりには噴いたwお疲れですw
  • しかし横浜打線の滑り出しは快調だったもののその後は併殺祭りで><、なにせ頼りの内川が、今日は折りたたんだ腕を伸ばしボールを掬い上げておっつける独特の打撃がすべて悪いほうに出る日だったようです><おまけに初回はジョンソンバックホームの間に佐伯が一挙三進、2点のリードを得てなお二死三塁から吉村の打席で、吉村が内角を窮屈にバックネット方向へ打ち上げたファウルフライを捕手川本が捕球にダッシュ→しかし一塁側のネクストバッターズサークルに次打者石川が置いてあったマスコットバットを川本が踏んづけ転倒した勢いでフライ落球、ですがなんとこれが恐らく守備妨害となり、川本は余計なものがなければ正規にフライを捕球できたと認められて吉村は捕邪飛認定の珍アウトまで出現><wだーかーらーネクストを物置にしてはいかんとあれほどwネクストが物置状態なのは、パは知りませんがセリーグじゃ横浜と広島だけなんですよったらふんとにもうまったくもうw何もネクストで立て膝をついてしゃがんでいろとまでは言いませんから、せめて読売のきれいなネクストを見習って欲しいもんですw
  • そんな珍プレーや併殺祭りもあって横浜の得点は結局スミ2のまま、6回を1点ビハインドの3失点で投げ終えた藤江は降板し7回表には高崎が出てきますが、今日の高崎は一体どーしたんだと心配になる出来でした><先頭打者の代打森岡には初球をレフト前にされ無死一塁→バント企図の福地にはPフライを打ち上げさせ急場を凌いだものの、一死一塁から川島慶に一二塁間を抜かれ一死一ニ塁→青木の左中間ツーベースで一走川島慶まで一気に気迫のバックホームで2失点とは><単なる突発的な不調だといいんですが><
  • なお二死二塁からガイエルを迎える打席で高崎は降板、ここで登場したのがなんでも横浜を戦力外になるとかならないとかと噂の工藤! 工藤はガイエルに外角を2球外し、カウントを「やっぱり戦力外も仕方ないかなあ><」というようなノーツーとしますが、そこからド真ん中へビシっと決めた渾身のストレートは良かったですね! これでカウントを1-2に戻した工藤は内角をファウルにさせ2-2、最後は背中から大きく入ったスライダーを詰まらせてセカンドフライ、続く宮本は初球の内角を捕邪飛と、これ以上の失点を許さずにピンチを切り抜けました。このブログでも何度も書いていることですが、自分はそりゃ工藤は好きなPでしたから贔屓の横浜へ入団が決まったときには素直に喜び、工藤が先発する際には元気に応援しましたが、それでも工藤は先発ができなくなったら横浜で引退試合でもして辞めていくんだろうなーとか勝手に思い込んでいたのであります(工藤スマンw)。ですから今季の開幕当初、先発した工藤が派手に轟沈したときには「これで工藤も見納めか><」と思ったもんですが、工藤はその後しばらくシーレに引っ込んでいたと思ったら、なんと救援の頭数が揃わない横浜のリリーフとして出てきたときにはあまりの意外さに本気で感激しましたwもちろん自分はリリーフが汚い仕事だとかいう古い理論を振り回す気は毛頭ないんですが、自分が生まれた年からプロで先発だけを仕事にしていて、おまけにスロースターターでもある46歳の工藤がここへきて、毎日肩を作る必要があるうえに立ち上がり勝負な救援Pに転向するというのは予想だにもしていなかったので、ああ、工藤は本当に横浜のために何でもやってくれるんだ、現役で横浜を優勝させたいという入団会見のときの発言はリップサービスじゃなかったんだと、ここで初めて本当に工藤のファンになったもんですwしかし工藤が横浜のコーチになってくれるならば横浜球団も大歓迎だと思うのですが、来季も現役続行の意思があるとなると、(これは仁志にも言えることですが)横浜は不調のベテランに敬意を表して支配下選手の一枠を捧げるにはチームとしての体力がなさすぎるので><、横浜球団は今後のチームを支える新戦力の確保、工藤は猫の手も借りたい一軍に駆りだされて即戦力として酷使されるのではなく、偉大なベテランとして威厳ある登板機会を与えられるだけの戦力的な余裕があるチームに移籍することは双方にとっていい選択だと思いますから、工藤の横浜退団は残念ですが仕方ないですね><。工藤が横浜で投げてくれて楽しかったです、現役続行のための退団ということはもちろん横浜での退団試合なども行われないと思うんですが、ガイエルへの3球目の渾身のストレートは、工藤が横浜へお別れに見せてくれた気持ちのように見えました。ありがとう工藤、どこへ行っても元気でね!
  • 試合に話を戻しますとw、その後は五十嵐も林もとてもかっこよくて大変宜しゅうございました><うーん今日は完全に気迫負けですね、ヤクルト打線の鬼気迫る攻撃に、先制点を得てノリと勢いで突っ込んだ愉快な横浜打線が負けたふうでした><しかし連敗が止まったヤクルトと立場はこれでイーブン(?)ですから、明日は絶対横浜が勝って勝ち越して欲しいですね! 頑張れ横浜ベイスターズ!!

  • 夕飯は、愛知の豚コマ肉・高知のトマト・神奈川のナス・千葉のタマネギ・青森のニンニク・雑穀飯のハヤシライス/神奈川のコマツナ酢醤油和え/長野のナメコの味噌汁。ナスハヤシライスはうまいですね!
  • 以下は試合のスコアです。

横浜 対 ヤクルト◇公式戦◇開始18時01分◇横浜◇観衆10160人(スコア元

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ヤクルト 0 0 0 0 2 1 2 0 1 6 11 1
横浜 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 8 1
  • ◇盗塁 福地(9回)◇失策 斉藤俊(1回)川島慶(1回)◇走塁死 吉村(6回)◇暴投 藤江(6回)◇捕逸 川本(8回)
  • ◇試合時間 3時間21分◇球審 渡田◇塁審 森 原 杉永
守備 選手名 打数 得点 安打 打点 通算率 HR  1   2   3   4   5   6   7   8   9 
(左) 福地(両) .276 捕失 …… 左安 …… 左安 …… 投飛 …… 右安
(遊) 川島慶(右) .255 11 投ギ …… 三振 …… 右安 …… 右安 …… 一ゴ
(中) 青木(左) .287 13 右飛 …… 左飛 …… 左飛 …… 左2 …… 中安
(右) ガイエル(左) .258 23 四球 …… …… 三ゴ …… 三ゴ 二飛 …… 二ゴ
林(右) .000                  
(三) 宮本(右) .313 二直 …… …… 遊ゴ …… 右2 捕邪 ……  
(二) 田中(右) .268 …… 左飛 …… 投ゴ …… 振逃 …… 三ゴ  
(一) 野口(右) .277 …… 遊ゴ …… …… 二ゴ …… …… ……  
デントナ(右=Dバックス) .287 19 …… …… …… …… …… 左犠 …… ……  
武内(左) .244 …… …… …… …… …… …… …… 左安  
(捕) 川本(右) .143 …… 遊ゴ …… …… 左安 三ゴ …… 三併  
(投) 高木(右) .000 …… …… 右飛 …… 投ギ …… …… ……  
李(左=韓国・斗山) .000                  
森岡(左=中日) .250 …… …… …… …… …… …… 左安 ……  
押本(右) .000                  
五十嵐(右) ---                  
打右 飯原(右) .270 …… …… …… …… …… …… …… …… 中飛
36 11 .262 99 残塁7、併殺3

守備 選手名 打数 得点 安打 打点 通算率 HR  1   2   3   4   5   6   7   8   9 
(中) 下園(左) .262 左安 …… 右安 …… 四球 投ゴ …… ……  
高崎(右) .000                  
工藤(左) ---                  
吉川(右) .000                  
内藤(左) .253 …… …… …… …… …… …… …… …… 二ゴ
(二) 藤田(左) .263 一ギ …… 二ゴ …… 遊ゴ …… 左安 …… 遊飛
(左) 内川(右) .320 15 二飛 …… 二ゴ …… 四球 …… 投併 ……  
(三) ジョンソン(左=レイズ) .222 22 右安 …… 四球 …… 四球 …… 二ゴ ……  
(一) 佐伯(左) .257 左2 …… 左飛 …… 二ゴ …… …… 四球  
(右) 吉村(右) .252 13 捕邪 …… …… 左安 …… 右安 …… 一併  
(遊) 石川(左) .258 …… 一ゴ …… 二併 …… 投ギ …… 左2  
(捕) 斉藤俊(右) .294 …… 右飛 …… 三ゴ …… …… …… ……  
打中 金城(両) .253 …… …… …… …… …… 遊ゴ …… 中飛  
(投) 藤江(右=東邦ガス .000 …… 三振 …… …… 三振 …… …… ……  
森笠(左=広島) .209                  
桑原義(右) .308 …… …… …… …… …… 四球 …… ……  
武山(右) .183                  
梶谷(左) .128 …… …… …… …… …… …… …… …… 三振
30 .238 112 残塁9、併殺1

  勝利 敗戦 試合 回数 打者 球数 安打 三振 四球 死球 失点 自責 通算
防御
高木 (右) 5 2/3 26 90 1.52
李 (左=韓国・斗山) 35 0 1/3 3.16
押本 (右) 42 2.72
五十嵐 (右) 51 18 2.72
  林 (右) 25 51 11 1.59

  勝利 敗戦 試合 回数 打者 球数 安打 三振 四球 死球 失点 自責 通算
防御
藤江 (右=東邦ガス 26 91 7.82
  高崎 (右) 48 0 1/3 4.20
  工藤 (左) 38 0 2/3 6.75
  吉川 (右) 24 10.54
  • 以上です。