新球場にお誂え向き! 横浜駅東口のそごうの隣の巨大な空き地が遊んでしまっているって(1-2)


 なあに、明日は勝つさ!

横浜みなとみらいに巨大空き地…セガの撤退決定で

 ゲーム大手「セガ」が、横浜市のみなとみらい(MM)21地区に計画していたエンターテインメント複合施設の建設を突然中止し、用地所有者の横浜市が頭を抱えている。開発予定地は東京ドームとほぼ同じ約4.1ヘクタール(4万1000平方メートル)と広大で、代替企業誘致の見通しがまったく立たないからだ。このままでは、JR横浜駅から約300メートルの一等地に巨大な空き地が不景気な姿をさらすことになる。
 「(セガ持ち株会社セガサミーホールディングスの取締役会で、建設の中止を決定しました」
【市は寝耳に水】
 3月28日正午前のこと。セガから横浜市MM21推進課に電話が入り、こう告げられた。「その数日前に計画の具体的内容について話し合ったばかりで、まさに寝耳に水。市役所内に衝撃が走った」(同課職員)という。
 開発予定地はMM21の4つの街区からなり、うち3つの街区はセガが2007年2月に約226億円で買収済み。残る1街区については、3月31日に104億円の価格で売買契約が結ばれる予定になっていた。その直前での“ドタキャン”だった。
 計画では、高さ約180メートル、延べ床面積約34万平方メートルの高層タワーに、劇場やシネマコンプレックスといったエンターテインメント施設のほか、ホテル、飲食店街、賃貸オフィスなどが入る予定だった。総事業費は1000億円。
 施設のアクセス用としてみなとみらい線新高島駅の専用出入り口(未使用)がすでに完成していた。
 セガも当初は社運をかけたプロジェクトと位置づけていたが、「経営環境が急激に悪化し、業績回復には中核事業への注力が必須」(広報部)となったため、中止を余儀なくされた。
 セガ持ち株会社であるセガサミーホールディングスは、アミューズメント施設の不振から不採算ゲームセンターを大量閉鎖しているほか、パチンコ・パチスロ事業でも苦戦。2008年3月期の連結純損益は260億円の赤字を見込む。
 横浜市は、すでに売却した3街区については売却額と同じ約226億円で買い戻し、契約に基づいてセガから違約金約45億円を徴収する。売却前だった残りの1街区は、予約金約5億2000万円を返還しない方針で、セガは50億円強をドブに捨てることになる。
【50億捨てても…】
 業界関係者は「50億円を捨てても、1000億円の事業を中止した方が将来的にはプラスと判断したのだろう」と指摘する。
 問題は宙に浮いた広大な土地だ。横浜市MM21推進課は「開発予定地の周辺は娯楽系施設群のエリアとして開発しており、セガと似た計画が進められる企業を探したいが、厳しい業界事情もあり、再公募の時期を含めまったくの白紙状態」と話している。
 開発予定地は今、大半が雑草が茂る空き地になっている。経済無策の福田政権のもとで、混迷を続ける日本経済の“象徴”とならなければいいが…。
ZAKZAK 2008/04/14
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_04/t2008041431_all.html

 そごうのすぐ南、新高島駅の真西の大きな空き地だな。あそこって今は完全に空き地だからよく見えるんだけど、やりようによっては東京ドームよりも大きな野球場を建てられると思う。横浜駅から三分、そごうのすぐ隣、みなとみらいのど真ん中の広くてきれいな新球場……いいなあ、作って欲しいなあ。開港記念日の花火の日のナイターなんか、さぞ乙なものだろうなあ。